食欲がなくなり、毎日の食事作りも大変!というあなた。暑い季節にうれしい冷たい麺をお取り寄せしませんか? 各界の麺博士たちが教えてくれた、そうめんやそばうどんなど、涼味な麺をご紹介します。
【教えてくれた麺博士たち】(登場順)
そうめん研究家・ソーメン二郎さん/全日本そうめんチャンプルー連盟代表。年間を通してそうめんを食べる文化にするため、手延べそうめんやそうめん料理を研究。
フードパブリシスト・高橋綾子さん/年間1000軒以上の外食で得た食のデータと人脈により、日々美食の発掘にいそしむ。手土産やお取り寄せも得意とする。
歌手・女優 南野陽子/1985年に歌手デビュー。オーケストラとのコラボコンサート「『南野陽子』初めてのフィルハーモニー大音楽会」(8月15日・東京28日・京都)を開催。
タレント・女優 橋本マナミ/山形県出身。グラビアアイドルとして人気を博し、現在は女優業で活躍。2019年に結婚し、1児の母。
お取り寄せレビューブロガー・sakko*さん/石川県在住の主婦。月に10回以上はお取り寄せをし、ブログ『お取り寄せ白書』にレビューを紹介。
ヌードルライター・山田祐一郎さん/日本で唯一のヌードルライターとして活動。2019年より父の製麺所を継ぎ、『山田製麺』代表として製麺にも取り組む。
そうめん
・奈良県三輪素麺工業協同組合
『三輪の神杉』
奈良県三輪地方で誕生し、日本のそうめん文化を築いてきた老舗。疫病や飢餓を乗り越えるために作られたという三輪そうめんは10g当たり120本以上もの超極細麺で上品な口当たり。木箱入り750g(15束)/3240円/奈良県桜井市三輪334-6
「生まれ故郷の奈良県桜井市の名産品で、独特のコシとのどごしがあります。最高級の麺の味を噛みしめるため、まずはめんつゆとしょうがだけで食べてみてください」(ソーメン二郎さん)
・銀四郎麺業
『小豆島手延べ素麺 銀四郎めん(オリーブ素麺) 』
およそ400年前から続く手延べ麺づくりの製法で、味を守り続ける名店。小豆島産「東洋オリーブ」の果実を100%使用し、小麦の中心部分と、伯方の塩で練った生地にオリーブ油を塗り込んだ贅沢な味。250g(50g×5束)/540円/香川県小豆郡土庄町甲5165-94
「小豆島の手延べそうめんの技法と、名産のオリーブを掛け合わせた新感覚そうめん。オリーブオイルとハーブソルト、粉チーズをかけるのがおすすめです」(ソーメン二郎さん)
・白滝製麺
『半田そうめん』
徳島県半田地区の「半田そうめん」は、江戸時代から作られている歴史あるそうめん。麺はひやむぎほどの太さ(約1.7mm)があり、歯ごたえ、舌触りがよく、煮くずれしにくいのが特徴。100g×10束 1520円/徳島県美馬郡つるぎ町半田字下喜来193番地
「極太でコシが強く食べ応えがあり、かつて味わったことがない“初めての味”に何度でも食べたくなります。太麺でくっつきにくいので、そうめんチャンプルーにしやすい」(ソーメン二郎さん)
・コロニーエンタープライズ
『ラ・ボンバンス詰合わせA』
長崎県雲仙市の自然豊かな場所に位置する工場で、麺の製造から加工までを一貫生産で行う。日本料理の名店『ラ・ボンバンス』の岡元信シェフが監修した麺には、手延べ製法の島原そうめんにコラーゲンを加えたもの。もちっとした食感と喉ごしが抜群。コラーゲン素麺/250g(50g×5束)×3袋、めんつゆ(500ml)×1本、食べるラー油×1/3400円/長崎県雲仙市瑞穂町古部甲1572
「パールのように輝く美しい麺は、コラーゲンたっぷり。『食べるラー油』を絡ませて担々麺にすると激うまでした」(高橋綾子さん)