秋篠宮家の次女・佳子さま(27)と学習院初等科時代の同級生との交際報道が話題となっている。同級生だったエリート歯科医が“本命恋人”だと報じた『女性自身』(8月23・30日合併号)によれば、佳子さまは7月、お相手の父親が院長を務めるデンタルクリニックの上にある自宅をお忍びで訪れて2時間半ほど滞在したという。送迎の車で去ろうとする佳子さまを相手方の両親が見送る様子の写真も収められている。
今回の佳子さまの交際報道の内容を見た宮内庁関係者は、こう苦言を呈する。
「通常、こうした皇族方がお忍びで行動する場合は、皇宮警察が細心の注意を払って、報道陣による追尾がないかなどをチェックしながら現場に向かうものです。“ワンボックスカー1台のみでのお出かけ”と報じられていることから、恐らく外出時から追跡されていたと推測されますが、そこからお相手の自宅まで追われてしまうのは脇が甘いのではないか。
また、お相手宅に滞在している間も、不審者がいないかどうかなど警備担当の側衛官(皇宮警察)が周囲を厳しく監視しないといけませんが、佳子さまが現場を後にする様子まで撮影されてしまった。警備が緩すぎたのではないかと思えてしまいます」
7月8日に安倍晋三元首相が演説中に銃撃され死亡した事件を受けて、皇室の警備体制についても警戒が高まっている。7月14日、宮内庁の西村泰彦長官は定例会見で、「今までやってきたことを踏まえて、今回の事件の教訓をプラスアルファして対策していくということだと思う」と述べた。さらに安倍元首相の国葬が閣議決定されたことを受けて、警察庁は7月22日に、国葬に伴う要人や皇室の警備対策の方針を検討する「国葬儀警備対策推進室」を設置している。
佳子さまが歯科医宅を訪れたのは安倍氏銃撃事件の2日前のことだったとはいえ、警備体制に関心が高まる中で飛び出したお忍び愛報道。それを受けて、前出の宮内庁関係者はさらにこう続ける。
「皇宮警察を巡っては、このほど『週刊新潮』(6月23日号)が、護衛部長らが皇室に対する悪口を言っていたと報じた一件などもありました。厳しい目が向けられているなか、今後も皇室の方々がお忍びで行動する際に警備が甘いと見られてしまうようなことが続けば、皇室と皇宮警察との信頼関係に歪みが生じかねないと心配してしまいます」