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ひざの痛みを緩和するための日常生活 貧乏ゆすりにメリット、半ズボンより長ズボン

膝の痛みとどう付き合うか(イメージ)

膝の痛みとどう付き合うか(イメージ)

 日本で膝痛に悩む人は約3000万人といわれており、そのうち9割が、軟骨の減少が原因で発症する変形性膝関節症だという。今や国民病となった膝痛だが、朝から夜までの日常生活の至るところに痛みの改善ポイントが隠されている。

 ふと目にすると不快に感じる貧乏ゆすりにも、関節や筋肉の緊張を緩和する意外なメリットがある。我汝会きたひろしま整形外科の原則行院長が語る。

「座りっぱなしで固くなった膝関節や股関節、筋肉の動きを滑らかにする適度な運動になります。ただし、人前だと嫌がられることがあるのでTPOに注意ですね」

 椅子から立ち上がる際も複数のポイントがある。

「まずは正面のテーブルにしっかりと両手をつけて立ち上がる。その際、椅子から完全に立ち上がるまで最初の一歩を踏み出してはいけません。膝に余計な負荷がかかるからです。

 また、しばらく座ってから立ち上がる際に、膝の痛みを訴える患者が目立ちます。椅子に座っている場合は時々膝の曲げ伸ばしをして、膝周辺の関節や筋肉を固くしないことが大切です」(同前)

 座敷など和式スタイルの暮らしがどうしても変えられない場合は、座り方が重要になる。永振クリニックメディカルセンター院長の陳昌カイ医師が指摘する。

「膝を深く曲げた状態で体重をかけることになる正座やあぐらはしないほうが良い。直接床に座る場合は、足を前に伸ばして座れば膝のストレスを軽減できます」

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