マネジメントスタッフの大切さ
ツイッターに添付されたメッセージには、再始動についてのスケジュールがあるわけでなく、『まだ万全な体調とは言えません』『ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです』という内容だった。
「具体的に活動を始めるという報告ではなかったので、周囲に伝えなかったのかもしれませんね。ただし、明菜が発信すれば、大騒ぎになるのは誰でもわかる。マネジメントの担当者がいるなら、その点に注意しなければならなかった。今後のことを考えて、ツイッター開設の当日でもいいから、報告すべき所には報告したほうがよかったと思います」(同前)
表に出るのはタレントだが、裏には支えるスタッフがいる。今回のツイッターや新しいホームページの開設も明菜が1人で行ったわけではないだろう。
「有能なマネージャーがついているといいんですけどね。彼女に限らず、デビューから慣れ親しんだ事務所を離れて独立し、新しいスタッフと仕事をしてうまくやっていくのは、なかなか難しい。一時代を築いた芸能人なら、その名前で仕事を取れるし、多数のファンがいるので、周りは何もしなくてもいい。過去には明菜の名前に“乗っかった”だけの人もたくさんいたでしょう。新しい個人事務所のマネジメントはどんな人が担当するかわかりませんが、そういう類の人ではないと信じたい」(同前)
マネジメントスタッフの大切さについては、別の芸能関係者もこう話す。
「あれほどの人気が出ると、いろんな人が利用しようと近寄ってくるし、過去には人間不信に陥ったこともあるでしょう。ただその一方で、本当に明菜のことを思って、頑張っていたスタッフもいたはずです。たしかに明菜の自己プロデュース力は称賛されるべきものですが、それだけではあそこまで売れないですし、タレントの力だけでは限界がある。だから今回の再始動でも良いスタッフがついていることを祈ります」
いずれにせよ、今後の明菜の動向が注目される。