2017年を最後に活動休止状態にあった中森明菜(57才)がツイッターで活動再開に向けたメッセージを発表。「再始動宣言」に注目が集まっている。
8月23日、都心のオフィス街に佇むビルの一室に、「HZ VILLAGE」と名付けられた会社が設立された。同社は今年デビュー40周年を迎え、前事務所から“独立”した明菜が立ち上げた新たな個人事務所である。
代表取締役には明菜本人が就き、監査役には事務所が入居するビルの関係者で敏腕弁護士のA氏が就任した。
「新会社の役員に長年、社長兼マネジャーとして行動を共にしてきたB氏の名前はありません。事前にB氏の会社から、明菜さんとの契約を解除したという通達が各レコード会社にあったそうです。今後はA氏が明菜さんの新しい“後ろ盾”となり、独立後の活動をサポートしていくと見られています」(レコード会社関係者)
2017年末のディナーショー出演を最後に表舞台から姿を消した沈黙の「歌姫」が、体制を一新して“再始動”する。その第一歩はSNSの開設だった。
《長い間、ご心配をおかけしており申し訳ありません。ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度、お手紙を書かせていただこうと思いました》
明菜が立ち上げたばかりの公式ツイッターにファンに向けてメッセージを発信したのは、新会社設立から1週間後の8月30日。そこに綴られていたのは復帰を待ち続けたファンへの謝罪と近況報告だった。
2010年に免疫力の低下を訴え、帯状疱疹を患った明菜は長らく芸能活動を休止。2014年末のNHK紅白歌合戦に出演した際に一度は「完全復活」を宣言したものの、その後も表立った活動を行うことはほとんどなかった。メッセージはこう続く。
《デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合ってきておりましたが、まだ万全な体調とは言えません。ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです》
前述のように明菜の“再生計画”は、新会社を設立した上で着々と進められてきた極秘プロジェクトだった。これまでファンクラブの会報でしか、明菜の言葉に触れることができずにいたファンからは喜びの声が上がっている。新事務所では敏腕弁護士として知られるA氏のサポートを得て、着々と復帰の準備を進める明菜。