国内

雅子さま、公務や外出への慎重な姿勢 囁かれる“ワクチン接種を巡る問題”

徹底したコロナ対策をとられている。2022年8月、東京・港区(撮影/JMPA)

徹底したコロナ対策をとられている(2022年8月、東京・港区 撮影/JMPA)

 コロナ禍はいまだ完全収束していないものの、第7波の感染者数は減少傾向にあり、大混乱のピークは過ぎている。それでも雅子さまは慎重な姿勢を崩されない。

 政府による感染拡大防止のための行動制限は、3月21日にまん延防止等重点措置が解除されて以降、行われていない。にもかかわらず、雅子さまは公務のみならず、この夏の那須御用邸での静養も自粛された。愛子さまも、両陛下への感染リスクを徹底的に避けるため、大学には通学することなくオンライン授業を継続。海外や地方はもちろん、キャンパスにさえ足を運ばれていない。

 これまで常に愛子さまのことを考え、寄り添ってこられた雅子さまが、ここまでのおこもりを続けられるのはなぜなのか。

「異様な御所ごもりの背景に、ワクチン接種を巡る問題があると囁かれ始めているのです」(皇室ジャーナリスト)

 宮内庁は当初、皇室のワクチン接種状況を「プライバシー」を理由に公表しない方針だった。唯一、昨年7月の陛下の1回目接種だけは「象徴である陛下については、公表するのが適当」と判断し発表された。

「ほかの皇族方については、宮内庁が積極的に公表したわけではなく、担当記者が宮内庁に取材し、幹部が暗に認めたことで報道に至りました」(皇室関係者)

 上皇ご夫妻や他の高齢の皇族方は3回目接種まで、秋篠宮ご夫妻や次女・佳子さまも接種が報じられた。一方、現在の皇室で最高齢の三笠宮妃百合子さまは、ワクチンの未接種が報道で明らかになった。ご高齢であり、副反応の負担等を考慮してのことだったのだろう。しかし雅子さまについては一切、情報が伝わってこない。

「もちろん、ワクチン接種は強制ではありません。雅子さまは療養の過程にあり、ご体調が完全には快復していない状態です。副反応が強く出た場合、その後の体調に大きな影響が出ないとも限りません」(前出・皇室ジャーナリスト)

 雅子さまは2003年末に帯状疱疹で入院されたことがある。ワクチン接種により免疫力が下がり、帯状疱疹を発症する人が増えていると指摘する専門家も少なくない。また、雅子さまはアレルギーをお持ちだと宮内庁が公表したこともある。過去にアレルギー反応が強く出た経験のある人は、ワクチン接種後の副反応にも慎重になるべきとされる。

「もちろん、真偽のほどはわかりません。しかしそうした背景もあり、雅子さまの慎重すぎる公務や外出への姿勢と相まって、“ワクチン未接種の可能性”を囁く声に拍車がかかっているのです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 前出の皇室関係者が続ける。

「雅子さまのご体調を誰よりも慮られているのが陛下であり、愛子さまです。両陛下にお仕えする職員にも少なからず感染者が出ている状況で、過敏なほどにご一家が感染対策に慎重になられているのも、雅子さまのご体調に配慮してのことではないでしょうか」

 コロナ禍といわれるようになって3度目の秋が近づき、世の中は少しずつ日常を取り戻そうとしている。雅子さまが国内のみならず国外の公務でもご活躍される日が待ち遠しい。

※女性セブン2022年9月22日号

関連記事

トピックス

趣里と父親である水谷豊
《女優・趣里の現在》パートナー・三山凌輝のトラブルで「活動セーブ」も…突破口となる“初の父娘共演”映画は来年公開へ
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏は2017年にダブル不倫が報じられた(時事通信フォト)
参院選落選・山尾志桜里氏が明かした“国民民主党への本音”と“国政復帰への強い意欲”「組織としての統治不全は相当深刻だが…」「1人で判断せず、決断していきたい」
NEWSポストセブン
現地取材でわかった容疑者の素顔とは──(勤務先ホームページ/共同通信)
【伊万里市強盗殺人事件】同僚が証言するダム・ズイ・カン容疑者の素顔「無口でかなり大人しく、勤務態度はマジメ」「勤務外では釣りや家庭菜園の活動も」
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《元人気芸妓とゴールイン》中村七之助、“結婚しない”宣言のルーツに「ケンカで肋骨にヒビ」「1日に何度もキス」全力で愛し合う両親の姿
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《まさかの“続投”表明》田久保眞紀市長の実母が語った娘の“正義感”「中国人のペンションに単身乗り込んでいって…」
NEWSポストセブン
週刊ポストの名物企画でもあった「ONK座談会」2003年開催時のスリーショット(撮影/山崎力夫)
《巨人V9の真実》400勝投手・金田正一氏が語っていた「長嶋茂雄のすごいところ」 国鉄から移籍当初は「体の硬さ」に驚くも、トレーニングもケアも「やり始めたら半端じゃない」
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【スクープ】大谷翔平「25億円ハワイ別荘」HPから本人が消えた! 今年夏完成予定の工期は大幅な遅れ…今年1月には「真美子さん写真流出騒動」も
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
江夏豊氏(右)と工藤公康氏のサウスポー師弟対談(撮影/藤岡雅樹)
《サウスポー師弟対談》江夏豊氏×工藤公康氏「坊やと初めて会ったのはいつやった?」「『坊や』と呼ぶのは江夏さんだけですよ」…現役時代のキャンプでは工藤氏が“起床係”を担当
週刊ポスト
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト