巨人の坂本勇人選手(33)の新たな女性問題を「文春オンライン」が報じた。しかし坂本は報道後も打撃好調。スキャンダルをものともしない”鋼のメンタル”を見せている。
文春の報道によれば、坂本は2年以上前に知り合ったA子さんを月1〜2回のペースで自宅に呼び寄せ、避妊をせずに性行為を繰り返した末、妊娠させてしまったという。A子さんから報告を受けるも暴言まじりに中絶を勧め、A子さんはショックのあまり自殺未遂を起こすに至ったと報じられている。坂本がA子さんにLINEでさまざまな要求をしていたとされる画像もあり、ネット上では坂本に対する批判の声が数多くあがっている。
しかしそんなショッキングな報道当日の土曜日、坂本は普段通りにスタメン出場してツーベースを放ち、翌日の日曜日の試合でも4打数3安打1打点と猛打賞の活躍。処分の噂をモノともせず、いつも通り打ちまくった。
「まるでスキャンダルを発奮材料にするかのような活躍ぶりですね。実は坂本選手、これまでもスキャンダル報道のたびに、普段以上の好成績を残しているんです。スキャンダルを払拭するために躍起になった結果なのかもしれませんが、そもそも坂本選手は鋼のメンタルの持ち主。女性スキャンダル程度では動じないのかもしれません」(球団関係者)
確かに過去のデータからも、坂本がスキャンダルや熱愛を報じられた直後に普段以上の活躍を見せていることがわかる。以下で、過去の報道と、報道直後の打撃成績の関係を見ていこう。
『週刊新潮』の2022年6月16日発売号では、4年前にキャバクラ嬢に噛みついてケガをさせたとして550万円の慰謝料を支払ったとの疑惑を報じられるも、直後の試合では4打数3安打2打点と大活躍。さらにさかのぼってみると2018年3月16日発売の『FRIDAY』に「華麗なるキャバクラプレー」記事が掲載された直後の試合でも3打数2安打。2017年7月4日発売の『FLASH』でも「キャバ嬢とお熱い延長線」といった記事が掲載されたが、当日は5打数3安打1打点の猛打賞だ。
そのほか『FRIDAY』2015年2月20日発売号での、キャンプ宿舎に愛人を連れ込んだ「ベッド写真」報道や、同誌2014年4月1日発売号で体操女子の元日本代表・田中理恵との熱愛など、数々の報道で世間を騒がせるも大きく調子を崩すことはなかった。
こうした坂本のスキャンダル報道当日(オフの場合は翌日)の試合での通算成績は、25打数8安打で打率.320。プロ15年の通算打率.291(2022年9月12日現在)を大きく上回る成績だ。
スキャンダル後に意外な活躍を見せているだけに、球団も大目に見ているのか。
「いえいえ、これだけスキャンダルが続いて球団もさすがに手を焼いてますよ。球団関係者からは、『常に紳士たれ』というチーム憲章を背負う主将としてふさわしくないと怒りの声があがっていますし、相当の処分を下すべきとの声もあります。ただスキャンダルが報じられた当日の試合は、どういうわけか、おおむねチームが勝っているんですよね(笑)」(前出・球団関係者)
スキャンダル報道が相次ぐも、坂本本人の成績も上がり、チームも勝ち越しているとあっては、球団としても厳しい処分を下そうにも、いまいち踏み切れないといったところか──。