泥酔させた20歳の女子大生に性的暴行を加えたとして同志社大アメフト部の4年生4人が準強制性交の疑いで京都府警に逮捕された事件。4人は性行為こそ認めているが、一部「女性と認識の違いがあった」という供述をしている。同級生の1人は逮捕された4人について「後輩想いで優しかった。こんなことをする人間とは到底思えない」と語る一方で、「どうしても女性と関係を持ちたかった“焦り”があったのではないか」と振り返る。
逮捕されたのは同志社大アメフト部「ワイルドローバー」に所属する片井裕貴容疑者(21)、山田悠護容疑者(21)、濱田健容疑者(22)、牧野稜容疑者(21)の4人。
「事件が起きたのは5月21日未明のことです。京都市内の繁華街にあるバーで偶然居合わせた女子大生Aさんに、4人が声をかけたことがきっかけでした。4人は約3時間にわたりAさんに酒を飲ませて泥酔させて店を出ると、タクシーに乗せて片井容疑者の自宅に連れ込んだという。その後、午前4時半過ぎから1時間にわたり代わる代わる性的暴行を加えたとされていて、その様子を撮影したとされる容疑者のスマートフォンはすでに警察に押収されています」(全国紙社会部記者)
同部は関西学生リーグ一部に所属し、部員は120名を超える名門だ。4人はチームのレギュラーとして活躍していた。大学の友人が語る。
「4人ともチーム内での人望は厚かった。正直な話、チーム内では厳しい先輩も多いのですが、片井さんたちは練習中も後輩に優しくアドバイスをしていました。練習外でも面倒見が良く、成績が芳しくない後輩には単位が取りやすい授業を教えたり、過去問も教えたこともあったと聞いています。4人とも早々に大手有名企業に内定をもらっていたはずです」