紀子さまは9月11日、ご自身の誕生日に際して文書を発表された。長女・眞子さんと小室圭さんの結婚について、《二人で力を合わせ、健康にも気をつけて、新しい生活を心穏やかに送れるように心から願っております。二人の幸せを祈っております》と回答された。また、眞子さんの近況や生活についての質問をに対しては、《近況や生活については、本人の希望もあり、お答えは控えます》と回答された。
小室さんは現在、7月に受けた3度目のニューヨーク州司法試験の結果待ちの状態だ。夫婦に収入はなく、周囲の手厚いサポートを受けながら生活している。例えば、在ニューヨーク日本総領事館には、秋篠宮さまと旧知の外務省職員が総領事として着任。さらに、“小室家担当”のスタッフまで置かれており、ビザの手続きや住まいの紹介、美容師、病院の手配、メディアの取材規制など、一から十まで手を尽くしているという。
しかし、かねて眞子さんは「何があっても帰国だけはしたくない」という強い意向を持っていると報じられてきた。「眞子さんが帰国を固辞した場合、『小室さんが弁護士以外に職を得る』という“折衷案”はあるかもしれません」と宮内庁関係者は話す。
「昨年、秋篠宮家の職員に、国連での仕事の経験があるJICA(国際協力機構)の元理事の女性が加わりました。以前から秋篠宮家はJICAが派遣する海外協力隊員と懇談をするなど関係が深い。そうした背景があれば、ニューヨークにある国連の関連組織に“眞子さんの夫”がかかわることはできるのではないでしょうか。JICAに限らず、日本の皇室にはさまざまなパイプがありますから、就職先を見つけ出すことはそう難しくないでしょう」(宮内庁関係者)
事態が深刻になるのは、眞子さんが小室さんの「合格」を諦めなかった場合だろう。
「秋篠宮さまは、小室さんについては苦言を呈することもありますが、眞子さんについての不満は決して口にされません。しかし、小室さんの行動指針を定めているのは、ほかならぬ眞子さんです。秋篠宮さまが『4度目の受験は許されない』とお考えでも、眞子さんが“4度目”を望めば、小室さんは受験に向けて頑張るしかないでしょう」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮さまがいよいよ匙を投げた──そうなれば、小室さん夫婦は、禁断の「皇室ビジネス」に、ついに手を伸ばすかもしれない。
「王室のないアメリカでは、『ロイヤル』と『セレブ』を同じ認識で捉える傾向があります。ビジネスを成功させるために、関係を構築して利用すべきだという考え方が一般的なのです。
元皇族の眞子さんをビジネスに担ぎ出したい人間はいくらでもいるでしょう。金融、不動産など、さまざまな業界の広告塔になることを受け入れざるを得なくなるのではないでしょうか。英王室を飛び出したヘンリー王子とメーガンさんのように、YouTubeやポッドキャストなどで、皇室の暴露話をする可能性すらあります。
ただ、『生きていくために必要な選択』だとしても、“皇室ビジネス”を始めてしまえば、もう後には戻れない。日本との断絶は深まり、万が一のときに帰国が叶うかどうかも怪しくなってきます」(在米ジャーナリスト)
小室さんが「三度目の正直」を果たすこと。そこにしか「心穏やかな生活」は存在しない。
※女性セブン2022年9月29日・10月6日号