今年デビュー40周年を迎えた中森明菜(57才)が、8月30日に突如として公式ツイッターアカウントを公開。新たな個人事務所を設立し、芸能活動再始動に向けて動き出したことを発表した。これに伴い、今年の年末のNHK紅白歌合戦に出場するのではないかと、にわかに囁かれている。
「NHKとしては、目玉となる歌手が是が非でもほしいところ。明菜さんの紅白出演に向けて、全力で交渉しているはずです」(テレビ局関係者・以下同)
一方、今年の紅白において、明菜と並んでその動向が注目されるのが、松田聖子(60才)だ。聖子は昨年12月に長女の神田沙也加さんが転落死したことで、紅白出場を辞退している。
「聖子さんは今年4月からコンサートを再開し、9月3日に日本武道館公演では沙也加さんのデビュー曲『ever since』も披露しています。沙也加さんへの思いを込めて、紅白の舞台で歌う可能性もあるでしょう」
2人の紅白出場の可能性については、『女性自身』ウェブ版で「中森明菜 今年の『紅白』で奇跡の共演計画も!“永遠のライバル”松田聖子との本当の仲」というタイトルでも報じられている。
「聖子さんと明菜さんは、80年代女性アイドルの2大巨頭なので、もしも紅白で“共演”するならば、40代以上の視聴者からの注目度はとんでもなく高くなるでしょう。それと同時に、多くの芸能メディアでも取り上げられるはずですから、宣伝効果も大きい。仮に実現するなら、サプライズにするよりも、事前に告知したほうが盛り上がりますね」
共演して得するのはNHKだけ
しかし、文字通りの“共演”は、現実的ではないとの声も多い。
「聖子さんとしてはやはり沙也加さんへの思いがあったうえでの紅白出場になるだろうし、明菜さんもあくまでも“久々の紅白出演”であって、元気な自分の姿をしっかり見せたいはず。そうなると、仮に紅白に出たとしても、2人で“共演”するのではなく、1人ずつ別々で歌いたいと思っているのではないでしょうか。特別コーナーとして2人が“共演”するという可能性もありますが、そうするとそれぞれの“1人での歌唱”が薄まってしまう。“共演”して得するのはNHKだけで、2人はあまりメリットがない。むしろ、2人がNHKの宣伝に利用されるだけになってしまいそうです」(ベテラン芸能記者・以下同)