巨人の坂本勇人(33才)の中絶騒動への批判が止まらない。ことの発端は、『文春オンライン』が坂本と元交際女性とのトラブルを報じたこと。坂本が女性をもてあそんだ挙げ句、妊娠が判明すると中絶を命じたという。球団が処分しなかったことで野球ファンの不信感は一層高まり、ネットでは炎上が続いている。
「今回の騒動がネットで長引いているのは、坂本のやったことがひどかったのが最大の原因ですが、一部メディアの“報道姿勢”も大きな理由です。坂本のニュースが流れると、ネットでは一気に坂本への批判が殺到したのに、テレビは完全にスルー。球団もダンマリを決め込んだ上に、『坂本のネタを扱ったら、長嶋(茂雄)さんの情報は流さない』という箝口令が敷かれたとも報じられ、“このままウヤムヤにしてたまるか”と、ネットユーザーが追及の手を緩める気配はありません」(ネットニュース編集者)
19日の試合後には、原辰徳監督が途中交代した坂本について「もう少し気が出てこないといけませんな」とコメントすると、ネットには、
「何かあったんですかねえw」
「気を出す前に女に手を出してるので退場」
「坂本を試合に出し続けることが間違ってるとは思わないのか?」
と、ツッコミが殺到。監督が炎上に新たな燃料を投下した形だが、キャプテンを務める坂本の株が急落する一方で、入れ替わるように評価を上げているのが中田翔(33才)だ。中田は昨年、日本ハムで暴行騒動を起こし、チームから出場停止処分を受けると、突如巨人への無償トレードが決定。極めて異例な形での移籍には少なからぬ批判の声が寄せられたが、今季はここまで打率0.281、本塁打23本(9月20日時点)と、精彩を欠くチームの中で主軸として活躍している。
「本来なら巨人の4番は岡本和真で決まりですが、今季の岡本はスタートこそ快調だったものの、夏場に入って不調に陥り、8月におよそ3年ぶりに4番の座を陥落。好調の中田が代わって4番に座り、勝負どころで良いバッティングを見せています。
中田はかねてより“暴れん坊”とのイメージが強く、同僚を殴ってチームを追い出されるという前代未聞の不祥事まで起こしましたが、巨人入団以降はすっかり態度を改めています。日本ハム時代のように、後輩にちょっかいを出したりすることはなくなり、今年の夏前からは早めに球場入りして若手と共に汗を流しています。6日のDeNA戦では、エスコバーに156kmの速球をぶつけられましたが、“気にするな”と大人の対応を見せ、称賛を浴びました」(フリーの野球ライター)