9月18日、格闘技イベント『超RIZIN』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)に参加するため、フロイド・メイウェザー(45)が来日した。ボクシング5階級制覇したスターが来日したその足で向かったのが、東京・六本木のクラブだった。
薄暗い空間にピンクや青白いライトの光が差し込む。そこでは男女が入り乱れ、酒をあおり、音楽に身を任せて踊り狂っていた。会場にいる観客はメイウェザーの到着に胸を膨らませて待っているが、待てど暮らせどやってこない。
「パーティーは21時スタートで23時にはメイウェザーが登場する予定だったのですが、彼が到着したのはまさかの深夜1時半。それでもメイウェザーの登場で会場は大盛り上がりです。到着後はステージで挨拶した後、フロアを回ってVIPルームに消えていきました」(参加者)
全身に数十億円のアクセサリーをまとって登場したスターにゲストたちのボルテージは最高潮。メイウェザーの元には高級シャンパンが次々に運び込まれていったという。
「VIPルームではゲストたちと談笑していました。握手や写真撮影など丁寧なファン対応でしたよ。せっかくのパーティーなので楽しみたいのか、ノリノリでDJブースに入って美女たちと戯れるシーンもありました」(同前)
翌19日には銀座で40人引き連れて高級焼肉を楽しみ、路上でどんちゃん騒ぎ。21日には渋谷109前で記者会見をしたが、真剣な表情の対戦相手・朝倉未来(30)を目の前にチームメイトとふざけて大笑いの“メイウェザー劇場”。極めつきは22日の公開練習での遅刻。ライブ配信もされていたが、堂々と1時間も遅れてやってきた。
ど派手パフォーマンスに遅刻。メイウェザーは以前から“問題児”としてその名を馳せている。格闘技関係者が振り返る。
「2018年、那須川天心(24)との対戦前の話です。メイウェザーは試合前の計量の時間を勝手に変えたり、来日直前に完売していた試合のチケットを100枚用意させたりと運営側を翻弄。今回、彼の宣言通り22日までに来日したことにはびっくりですが、やはりやりたい放題でしたね」
冒頭の18日のパーティーは朝方4時まで続いた。パーティーがお開きになったからホテルに帰る──と常識ならそう考えてしまうだろうが、型破りなメイウェザーには通用しない。前出の参加者がいう。
「パーティーが終わった後、会場にいた美女5~6人を引き連れて出ていきました」
元5階級制覇のチャンプの体力は底なしだった。