9月上旬の夜、都内の劇場から出てきたのは女優の夏帆(31才)。今年6月に31才を迎えた彼女だが、独自のファッションセンスは20代の頃から変わらない。この日はゆったりとしたアースカラーのサロペットにスニーカーを合わせた、リラックス感のあるスタイルだった。
「身長は164cmとそれほど高くないものの、手脚が長く、とにかく顔が小さいんです。もともとファッション誌モデル出身ということもありスタイルはかなりいい。ただ、彼女はそれを売りにしない。ロングワンピースや重ね着などのゆったりした服装が多く、顔立ちも幼いので分かりづらいのですが、実は8頭身と美ボディの持ち主です」(ファッション関係者)
この日は舞台『阿修羅のごとく』のゲネ公演の日だった。同作は向田邦子氏の代表作ともいえる小説をもとにした作品で、これまでも映画化やドラマ化がされてきた。今回は夏帆が四女を、小林聡美(57才)が二女を、小泉今日子(56才)が長女を演じる。
「『阿修羅のごとく』は夏帆さんにとって、6年ぶりの舞台出演になります。近年は舞台のオファーがあっても、映像作品を優先していた。しかし、今回は台本を受け取ってすぐに出演を快諾したようです。30才を迎え、心境の変化があったのかもしれません」(芸能関係者)
一方、プライベートでも「三十路の変化」があったようだ。今年2月に写真週刊誌で報じられた俳優・渡辺大知(32才)との交際だ。
渡辺は2007年にロックバンド『黒猫チェルシー』のボーカルとしてデビュー。音楽活動と並行して、俳優としても映画やドラマに出演してきた。2010年には映画『色即ぜねれいしょん』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した実力派だ。
「渡辺さんは、放送中のNHKの朝ドラ『ちむどんどん』にも出演し、主人公の姉・良子に熱烈なアプローチをする御曹司・喜納金吾を演じました。彼のチャーミングな“ベタ惚れ演技”に魅了された視聴者も多く、プロポーズを断られる回では『金吾くんと結婚した方が幸せになれそう』という視聴者からの反応が多かったそうです」(NHK関係者)