スポーツ

「RIZIN」花束投げ捨て騒動の裏に観客席でのゴミ散乱問題、会場関係者が明かした「本音」

Twitterに投稿されている観客席やトイレなどに捨てられたゴミ

Twitterに投稿されている観客席やトイレなどに捨てられたゴミ

 9月25日、さいたまスーパーアリーナにて格闘技イベント「The Battle Cats presents 超RIZIN/湘南美容クリニック presents RIZIN.38」が開催された。朝倉未来(30)との試合に臨むフロイド・メイウェザー(45)に花束を贈呈するはずだった「ごぼうの党」奥野卓志代表がその花束を投げ捨て、大炎上中だ。しかし、“花束投げ捨て”騒動と同様に、会場に残されたゴミも問題視されている。

 現地を訪れたYouTuberの「10人ニキ」こと鈴木大輔さんが〈花束の件も残念でしたが、ゴミはちゃんと持ち帰りましょう!〉とゴミが散乱した座席の写真をTwitterに投稿し、「いいね」が3.8万件を超える反響となっている。当該ツイートを受けて、ネット上には〈花束を投げる行為と同レベル〉や〈これもまた日本の恥〉など厳しい声が相次いだ。

 観客のひとりが嘆く。

「自分の近くに座っていた黒Tシャツのグループは、マスクをあごまで下げたまま雑談していました。それだけでも不愉快でしたが、彼らが帰ったあと、空のペットボトルや割り箸などが座席の下に散乱していました。同じ格闘技ファンとして残念です」(30代男性)

 自分が代わりにゴミを捨てたという観客もいる。

「RIZINは一部観客のマナーの悪さがたびたび問題になっています。RIZINやそのファンのイメージを少しでも良くするために、会場内に残されたゴミを見かけたら、無理のない範囲で拾って代わりに捨てるようにしています」(20代女性)

 今回の会場であるさいたまスーパーアリーナの関係者に、ゴミ問題について見解を聞いた。

「清掃業者からの報告はまだ受けていませんが、たしかにコンサートなどより飲食が売れるぶん、格闘技イベントはゴミが出やすい傾向はあります。格闘技やスポーツイベントは観客の出入りも激しいので、ゴミが散らばりやすいのが実情です。特に昨日のRIZINは12時始まりの20時終わりという長時間興行だったため、ゴミが増えやすかったのかもしれません」(さいたまスーパーアリーナの関係者)

 ネット上では〈RIZINの観客はマナーが悪いと思われて、会場をレンタルしづらくなったら大変だ〉と危惧する声も上がっているが、前出の関係者によると「K-1などの格闘技イベントとくらべて、RIZINだけゴミの量が特別多いということはない」とのことだった。

 もちろん関係者ひとりの個人的な見解ではあるが、どうやら現時点で会場側がRIZINの観客が残したゴミについて深刻に問題視しているわけではないようだ。ファンにとっては、とりあえず一安心といったところだろうか。とはいえ、“ゴミはゴミ箱に”──。

関連記事

トピックス

沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
ドナルド・トランプ米大統領によって実施されているさまざまな施策が、米国社会に大きな影響を与えている(AFP=時事)
「極度の肥満のため死刑を停止して」「執行の際に座骨神経痛が痛む」女性に性的暴行し殺害したマイケル・タンジ死刑囚(48)の“驚きの要望”《トランプ大統領就任で加速する死刑執行》
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン
岡田結実
《女優・岡田結実(24)結婚発表》結婚相手は高身長の一般男性 変装なしの“ペアルックデート”で見せていた笑顔
NEWSポストセブン
ウッチャンナンチャンがMCを務める番組『チャンハウス』
【スクープ】フジテレビがウンナン&出川MCのバラエティー番組で小学生発言を“ねつ造演出”疑惑 フジは「発言意図を誤解して編集」と説明、謝罪 
女性セブン