本日、日本武道館で営まれる故・安倍晋三元首相の国葬。国内外あわせて4300人の参列者が訪れる見込みだ。会場周辺では朝から一般弔問客が列を作り、予定を30分前倒して午前9時30分から一般献花が始まった。
白い献花台には色とりどりの花が並べられ、多くの人が安倍氏の遺影に手を合わせる姿が見られた。
会場の日本武道館には、朝9時前に司会者の島田彩夏アナが入った。島田アナはフジテレビのエグゼクティブアナウンサーで、『FNNスピーク』『新報道2001』などの報道畑を歩んだ。すでに当日朝のリハーサルは終了したとみられており、現在、現場は最終チェックに入っている。
安倍氏の遺骨は13時20分頃に自宅を出て日本武道館に向かう予定。14時頃の到着と同時に19発の弔砲が発射され、儀仗隊の敬礼をもって迎えられる。遺骨が式壇に安置されると、秋篠宮皇嗣・同妃両殿下をはじめ皇族方が入場され、葬儀副委員長の松野博一・官房長官による「開式の辞」となる。
松野氏が自席に着席した後、起立して国歌演奏となる。14時09分頃の予定だ。参列者は国歌は歌わず、清聴する。国歌を吹奏するのは、陸海空の自衛隊音楽隊。
続けて儀仗隊が入場し、1分間の黙とうを捧げる。その間、陸上自衛隊中央音楽隊による奏楽が流れる。黙とう終了は14時12分頃の予定となっている。