芸能

オバ記者が“ダイエット失敗の権威”として『あさイチ』生出演 友近と衣装かぶりで大慌て

(時事通信フォト)

オバ記者が『あさイチ』生出演(時事通信フォト)

 体験取材を得意とする女性セブンの名物ライター“オバ記者”こと野原広子が、NHKの生放送に出演! オバ記者が緊張のひとときを振り返ります。

 * * *
 読者の皆様はご存じかどうか、情報番組『あさイチ』(NHK、9月21日放送)に「ダイエット失敗の権威」として出演しました。

 初めてのテレビ生出演で博多華丸・大吉さんや友近さんとトークするという、いま考えても恐ろしいことをしてきたその日の正午過ぎ、うまく話せたか自信がなくて、帰宅後もぼう然として地に足がつかない。

 そんな私に電話をくれたのは、小学4年生から卒業まで担任だった郷里・茨城のM先生だ。

「ヒロコちゃんか? いや~、おれは、こんなに長生きしてよかったって思った日はながったどやぁ」

 M先生は94才。私の記事が載った『女性セブン』誌をずっとお送りしていて、本が届くとお電話をくださったけれど、2年前からピタリとその電話がなくなったの。どうしているのかなと思っていたら、入院をしていたそう。それが数日前に一時退院して、たまたまテレビをつけたら私が映っていたという。

「上手に話をまとめでぇ、いやぁ、言いでぇごどがちゃーんと伝わってきでぇ(言いたいことがちゃんと伝わってきたよ)」

 子供の頃にさんざん迷惑をかけた恩師から故郷の言葉で励まされたら、しょげかえっていた気持ちが少し上向いた。

 出演のきっかけは、昨年秋に出版した、漫画家の有田リリコさんとの共著『で、やせたの?』(小学館)が、NHKのプロデューサーUさんの目に留まったこと。リハーサルのときUさんが「いや、ほんと面白い本で」と、付箋いっぱいの同書を掲げてくださったときのうれしさったらない。

『で、やせたの?』は、私が17才から始めた数々のダイエット体験やその時々に流行ったダイエット法を綴ったものでね、「こうすればやせます」という本はうなるほどあっても、「やってはみたけど、結果みんなリバウンド」をまとめた本はなかったと思う。

 それだけにさほど注目も集まらず、(そりゃそうか……)と納得し始めていたところに今回の出演。これが喜ばずにいられましょうか。同時に、本番が近づくにつれて、逃げ出したくなるくらい怖い。うれしい。怖い。うれしい。怖い。どっちなの!?とわけがわからなくなったところで、番組スタート!

 局アナの石井隆広さんから「数々のダイエットを経験していらしたライター歴44年のオバ記者こと、野原広子さん。ダイエットとは、一言で言うと?」と振られた私は、「ひとり暮らしの私のお友達。ダイエットをしている間、まったく寂しくないのは、これを食べろ、これはやめておけという正しい自分と、どうでもいいんじゃね?というグータラの自分がいつでも賑やかな会話をしている状態」という話をしたわけ。

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン