秋篠宮ご夫妻の精力的なお出ましが続いている。10月1日、文化庁芸術祭のオープニング公演にご臨席。3日には秋篠宮邸(東京・港区)にブータンの王族を招いて、次女・佳子さまと長男・悠仁さまも交え懇談された。
「特に紀子さまは、ブータンの王女と王子たちを皇居・東御苑(東京・千代田区)におひとりで案内されるなど、張り切っていらっしゃいました」(皇室記者)
さらに5日には、環境問題関連のブループラネット賞の表彰式にご臨席、12日には京都府で国際高血圧学会の開会式に出席されるなど、息つく暇もないご様子だ。
「ご夫妻は一心不乱に公務に邁進されているように見受けられますが、10月末に発表される小室圭さんの米ニューヨーク州司法試験の結果は気が気でないでしょう。長女・眞子さんの今後の生活がかかっているだけでなく、どのような結果でも、日本中が再び騒ぎになることは必至です。望まぬ形で秋篠宮家が再注目されることを考えると、ご夫妻としては暗澹たるお気持ちではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
秋篠宮さまが「皇室としては類例を見ない」と表現された、眞子さんと小室さんの異例の結婚。しかし、秋篠宮ご夫妻は匙を投げられることはなく見守り続けられている。
紀子さまは9月、誕生日に際した文書に《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》と記された。『木香茨』は眞子さんの「お印」(皇族一人ひとりが持つシンボルマーク)である。
「紀子さまは近頃、木香薔薇のアーチを作るために赤坂御用地のお庭の手入れに注力されているそうです。“いつでも帰っておいで”とお伝えになりたいのでしょう。たとえ小室さんとの生活がうまくいかずとも、やさしく迎え入れようとされるご覚悟がにじんでいます」(宮内庁関係者)
また、秋篠宮さまは最近、「(小室さんの受験は)3度目で最後にするべきだ。今回不合格ならば、無理をして弁護士にならなくてもいいのではないか」という心中を周囲に吐露されているという。
「秋篠宮さまは“職業に貴いも賤しいもない”という信念をお持ちです。弁護士に固執して4度目の試験に挑むのではなく、別の職業を視野に入れることで、眞子さんが安定した生活を送ることができるとお考えなのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
日本にいる両親から、アメリカにいる娘への助言。少々遠回しにも思えるのは、“物理的な距離”の問題だけではないという。
「結婚をめぐってご夫妻と眞子さんの間に入った亀裂は、いまだに修復されていないようです。直接のスムーズなやり取りが成立していないからこそ、誕生日文書などで間接的にお気持ちを伝えざるをえないのでしょう」(皇室ジャーナリスト)