コロナ禍もなんとなく一旦終息へ向かう中、今年は記録的な円安もあってか海外の大物アーティストが多数日本へとやってくる! 早くも完売続出のようだが、まだ席を取れるアーティストも! 海外アーティストに精通する韓国エンタメライターの田名部知子さんと海外エンタメレポーターの山咲こむぎさんが、彼らの魅力と最新チケット入手難易度を教えてくれました。世界クラスのパフォーマンスを見に行くチャンスです!
●レディー・ガガ(36才)
9月3〜4日 埼玉ベルーナドーム(西武ドーム)
総動員数7万人(概算)
一番高いチケットは「VIP席=10万円」
チケットのレア度:★★★★
8年ぶりとなる来日公演。新アルバム「クロマティカ」を引っさげたツアーで、「Poker Face」「Born This Way」はもちろん、現在大ヒット公開中の映画『トップガン マーヴェリック』の主題歌「Hold My Hand」など、誰もが知っているヒット曲のオンパレードで構成。「アイシテマス、トーキョー」と何度も日本愛を伝える場面もあった。本ツアーはアジアでは日本のみの開催でアジア圏からもファンが殺到、追加席も発売されたが瞬く間にソールドアウトとなった。(山咲)
●ブルーノ・マーズ(37才)
10月22〜23日 京セラドーム大阪 、10月26〜27日 東京ドーム、10月30日 東京ドーム(追加公演)
総動員数27万5000人(概算)
一番高いチケットは「VIP SS席=12万8000円」
チケットのレア度:★★★★★
自身初のドームツアー。4年半ぶりの来日で、大阪での公演は実に8年ぶりとなる。ソロデビューシングルの「Just the Way You Are」から「The Lazy Song」「Runaway Baby」などヒット曲満載で、ノリノリなライブになること間違いなし!
チケットの種類は最大9種類(東京9種類、大阪6種類)と価格帯が幅広いが、販売開始後即ソールドアウト。争奪戦に敗れたファンたちの嘆きに応えて追加公演が発表されたが、こちらも完売の見通し。(山咲)
●ジャスティン・ビーバー(28才)
11月9日 バンテリンドーム、11月12〜13日 京セラドーム大阪、11月16〜17日 東京ドーム(全て延期)
総動員数27万人(概算)
一番高いチケットは「VIP席=5万5000円」
チケットのレア度:★★★★★
新アルバム「ジャスティス」を引っさげたワールドツアーを行っていたジャスティン。しかし体調が芳しくなくツアーは休止、今回の日本公演を含む約70公演の延期が発表された。日本公演のチケットは、ツアー再開後の振替公演にも有効と告知されている。ジャスティンの病状を心配するとともに、楽しみにしていたコンサート延期のショックも大きく、返金するか振替公演のためにキープするか悩んでいるファンも多いよう。(山咲)
●KISS
11月30日 東京ドーム
総動員数5万5000人(概算)
一番高いチケットは「Ultimate KISS Army VIP Experience=40万円」
チケットのレア度:★★
2019年にワールドツアー「END OF THE ROAD WORLD TOUR」の一環として、史上12回目となるジャパンツアーを実施したKISS。今回の来日公演はその同ツアーの一夜限りのアンコール来日公演となる。チケットは現在発売中で、いちばん高額なチケットは特設エリアからのコンサート鑑賞、バックステージツアー、サウンドチェックやQ&A、さらにKISSメンバー4人との記念撮影などVIP待遇満載の内容だ。(山咲)
●アヴリル・ラヴィーン(38才)
11月7日 パシフィコ横浜、11月9〜10日 東京ガーデンシアター、11月12日 Aichi Sky Expo、11月14日 インテックス大阪
総動員数2万7000人(概算)
一番高いチケットは「GOLD指定席=1万8000円」
チケットのレア度:★★★
最強不屈のパンクロック・プリンセスと名高いアヴリル。東京ドーム公演を行っていた頃に比べ近年は会場の規模は小さくなったものの、コンスタントに来日しツアーを続けているのだから人気の高さがうかがえる。今回のツアーは、今年リリースした「ラブ・サックス」の楽曲を中心に、アヴリルらしいポップ・パンクが楽しめそう。初日の横浜のチケットはソールドアウト、残る東京、名古屋、大阪の4公演は絶賛発売中。(山咲)