国内

秋篠宮邸改修費に34億円 紀子さまは金(きん)やイタリア製大理石をご要望

「天皇の母」となる未来を見据えられている(2018年12月、東京・江東区。写真/JMPA)

「天皇の母」となる未来を見据えられている(2018年12月、東京・江東区。写真/JMPA)

 当初の予定より遅れること半年。2年半近く続いた秋篠宮邸の改修工事が9月30日、ようやく完了した。かつて秩父宮邸として使われていた築約50年の邸宅が生まれ変わったが、秋篠宮ご一家の、新居での暮らしのスタートにはまだ時間が必要だという。

「プライベートスペースの引っ越し作業は、職員や業者を頼らず、ご一家で行われるからです。紀子さまが“自分たちのものは自分で”という方針なのだそうです。改修中のお住まいである赤坂御用地内の『御仮寓所』からは歩いて数分の距離とはいえ、もう少し職員を頼ってもいいように思うのですが……」(宮内庁関係者)

 引っ越し作業の完了は年をまたぎ、さらにまだしばらく先とみられている。

「ご夫妻も佳子さまも公務の予定が詰まっている上、これからは宮中祭祀に加え、秋篠宮さまの誕生日も控えています。12月と1月は年末年始の行事で何かとせわしないので、結局は2月以降、場合によっては年度末にずれ込むことになるでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 誰しも、新しい環境に心躍るのは自然なことだろう。新居での生活を心待ちにされているのは、ほかならぬ紀子さまだという──。

 秋篠宮邸の改修工事は、秋篠宮さまが皇嗣となられたことを内外に宣明する「立皇嗣の礼」に先んじて、2020年3月に始まった。

「しかし、新型コロナの影響で2か月ほど作業がストップしたり、密を避けるために作業員を減らしたりしたことで、工事が大幅に遅れました。また、世界的な物流の停滞・混乱により、予定通りに資材調達ができなかったという側面もあります」(別の宮内庁関係者)

 当初、秋篠宮邸と赤坂東邸を廊下で結ぶ計画も報じられたが、工事の過程で立ち消えになったという。(宮内庁は「赤坂東邸は、皇室全体でお使いになる共用殿邸として残すため、通路は設置しなかった」と回答)

 新型コロナという困難な事態にあっても、紀子さまの熱心な“現場視察”は繰り返し行われた。

「紀子さまはヘルメットを着用され、何度も何度も改修中の宮邸に足を運ばれたといいます。今後長らくお住まいになる邸宅の工事の進捗が気になられるのは無理からぬ話でしょう。現場の職員にご要望を伝えられるなど、直接指示を飛ばされていたそうです」(前出・別の宮内庁関係者)

 注意深く、細かいところまで目が届かれる紀子さまならではのご注文もあったようだ。

「作業の担当者は“いろいろとご注文がございました”以上のことは口にしようとしませんが、どうやら紀子さまから“もっと金(きん)を使ってほしい”というご要望があったようです。すでに工期が延びているなかでの『追加注文』に、改修工事の関係者たちは、期待に応えられるように努力しようと気持ちを新たにする半面、戸惑いを隠せない様子だったそうです」(前出・宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

再ブレイクを目指すいしだ壱成
《いしだ壱成・独占インタビュー》ダウンタウン・松本人志の“言葉”に涙を流して決意した「役者」での再起
NEWSポストセブン
来春の進路に注目(写真/共同通信社)
悠仁さまの“東大進学”に反対する7000人超の署名を東大総長が“受け取り拒否” 東大は「署名運動について、承知しておりません」とコメント
週刊ポスト
司忍組長も傘下組織組員の「オレオレ詐欺」による使用者責任で訴訟を起こされている(時事通信フォト)
【山口組分裂抗争】神戸山口組・井上邦雄組長の「ボディガード」が電撃引退していた これで初期メンバー13人→3人へ
NEWSポストセブン
『岡田ゆい』名義で活動し脱税していた長嶋未久氏(Instagramより)
《あられもない姿で2億円荒稼ぎ》脱税で刑事告発された40歳女性コスプレイヤーは“過激配信のパイオニア” 大人向けグッズも使って連日配信
NEWSポストセブン
俳優の竹内涼真(左)の妹でタレントのたけうちほのか(右、どちらもHPより)
《竹内涼真の妹》たけうちほのか、バツイチ人気芸人との交際で激減していた「バラエティー出演」“彼氏トークNG”になった切実な理由
NEWSポストセブン
ご公務と日本赤十字社での仕事を両立されている愛子さま(2024年10月、東京・港区。撮影/JMPA)
愛子さまの新側近は外務省から出向した「国連とのパイプ役」 国連が皇室典範改正を勧告したタイミングで起用、不安解消のサポート役への期待
女性セブン
チョン・ヘイン(左)と坂口健太郎(右)(写真/Getty Images)
【韓国スターの招聘に失敗】チョン・ヘインがTBS大作ドラマへの出演を辞退、企画自体が暗礁に乗り上げる危機 W主演内定の坂口健太郎も困惑
女性セブン
第2次石破内閣でデジタル兼内閣府政務官に就任した岸信千世政務官(時事通信フォト)
《入籍して激怒された》最強の世襲議員・岸信千世氏が「年上のバリキャリ美人妻」と極秘婚で地元後援会が「報告ない」と絶句
NEWSポストセブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン