きくち総合診療クリニック理事長の菊池大和さんがは自分だけで判断しようとせず、少しでも違和感があれば病院を頼ってほしいと主張する。
「いちばんは何でも話せるかかりつけ医がいることですが、『こんなことで病院に行ったら考えすぎだと言われるのではないか』と悩む患者も多い。迷ったら総合診療科がある病院で相談してみてほしい。
また、特に日本は定年後の検診受診率ががくんと落ちるので、病気の早期発見が遅れやすい。血液検査をしてみたら、思わぬ病気が見つかることも珍しくありません」(菊池さん)
“沈黙の臓器”の声を聞けるかどうかは、あなたの選択次第だ。
※女性セブン2022年11月3日号