芸能

玉置浩二「安全地帯」で紅白内定 お騒がせ続きの過去と自暴自棄から救った青田典子

(時事通信フォト)

37年ぶり紅白内定(時事通信フォト)

 玄人筋からも「日本最高の歌唱力」とリスペクトされる存在ながら、紅白歌合戦の出場は過去3回のみ。その玉置浩二が今年40周年を迎えたロックバンド「安全地帯」を率いて大晦日の舞台に立つ。吉報のウラでメンバーには一抹の不安が……。

「紅白出場が内定したのは奇しくも奥さんの青田典子さん(55才)の誕生日。夫婦にとっては12年前の“悪夢”を吹き飛ばすうれしいサプライズとなりました」(音楽担当記者)

 玉置浩二(64才)が率いるロックバンド「安全地帯」が、この年末の「第73回NHK紅白歌合戦」に出場することが内定した。スクープしたのは10月17日付のスポーツニッポン。記事によれば、今夏に発足したNHKの紅白チームが早い段階で安全地帯をリストアップ。担当者が玉置に直接会って出場を打診したという。

 玉置は2年前の紅白にも「特別企画枠」にソロで出場。オーケストラをバックに『田園』を歌ったが、安全地帯としての出場は1985年に『悲しみにさよなら』を披露して以来、37年ぶりとなる。

「安全地帯は今年デビュー40周年、玉置さんもソロデビュー35周年を迎えました。現在行われているツアー『故郷楽団 35th ANNIVERSARY〜星路〜』でもパワフルな美声を披露して、チケットは全公演ソールドアウトの人気ぶり。紅白に出れば間違いなく目玉のひと組になるでしょう」(前出・音楽担当記者)

 NHKは昨年から安全地帯の特番を組み、今年に入ってからも新曲を「みんなのうた」で流すなど秋波を送ってきた。

「2020年の紅白出場時は、過去の“奇行”やドタキャン癖が考慮され、事前収録による出演という異例の措置が取られました。今年のツアー中、玉置さんがコロナに感染しましたが、いまはすっかり回復して気力も充分。コンサートでは2時間近くMCなしで歌い続けているそうです」(前出・音楽担当記者)

 玉置のコンサートといえば曲間のトークも魅力のひとつだったが、取りやめた理由は本人いわく「歌に集中するため」。もちろん、過去に起こした“騒動”への自戒の意味も込められているのだろう。関係者にとって、2010年9月に福岡で行われた安全地帯の「完全復活」公演は、悪夢のような大惨事だった。当時を知る玉置の知人が振り返る。

「あの日の玉置さんのコンディションは絶不調。ステージに上がっても呂律が回らず、歌詞を途中で忘れたり、客席に向かって暴言を吐くなど常軌を逸した行動を繰り返し、主催者がチケットを払い戻す事態になったのです」

関連記事

トピックス

およそ揉め事を起こしそうにない普通の人たちがカスハラの主役になっている(写真提供/イメージマート)
《”店員なんて赤の他人”的な行為が横行》条例施行から2か月、減らないカスハラの実態 都内のコンビニ店員が告白「現役世代のサラリーマンが…」品出し中に激突、年齢確認にブチ切れ、箸に”要らねえよ”
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
麻薬の「運び屋」として利用されていたネコが保護された(時事通信フォト)
“麻薬を運ぶネコ” 刑務所の塀の上で保護 胴体にマリファナとコカインが巻きつけられ…囚人に“差し入れ”するところだった《中米・コスタリカ》
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン
公務のたびにファッションが注目される雅子さま(撮影/JMPA)
《ジャケットから着物まで》皇后雅子さまのすべての装いに“雅子さまらしさ“がある理由  「ブルー」や小物使い、パンツルックに見るファッションセンス
NEWSポストセブン