巨人・山口俊投手が10月25日、戦力外通告を受けた。現役続行を希望しており、来年7月に36歳になるベテラン右腕は、トレーニングを続けながら他球団からのオファーを待つ。
山口は2005年に高校生ドラフト1巡目で横浜ベイスターズ(現DeNA)に入団し、2016年オフにFAで巨人へ移籍。2019年には最多勝となる15勝4敗、防御率2.91の好成績でチームのリーグ優勝に貢献した。同年オフにはポスティングシステムでメジャーに挑戦したが、2020年に米・ジャイアンツ傘下の3A球団から巨人に復帰。故障や若手の台頭から登板機会は減り、今季はわずか1試合の登板に終わった。
「山口投手といば、グラウンド外でも、グラビアアイドルとの結婚や、暴行問題など、たびたび注目されてきた選手。また、都内に建てた大豪邸や、自慢の高級車や高級腕時計などをバラエティ番組で披露するなどして話題になりました」(球団関係者)
そんな山口は2014年に結婚した元グラドル妻とのあいだに2015年に第1子、2016年に第2子をもうけ、昨年には第3子が誕生したばかり。一家の大黒柱でもあるのだ。
「すでに報じられている話ではありますが、奥様はかつてセレブな男性たちのパーティーに参加するなど、派手な生活ぶりをSNSなどで披露していました。結婚後もそうした志向は変わらないようで、自宅を建てた際には細部までこだわったデザインを設計会社に特注したり、ワインセラーを置いたりと、自分の思い描く理想の生活に妥協しない方のようです。
2歳年上の姉さん女房ですし、山口さんはそんな上昇志向が強い性格の奥様の尻に敷かれているようにも見えました。奥様が山口家の主導権を握っているようで、2017年に山口さんが泥酔して暴行事件を起こした際も、こっぴどく叱られたと聞いています。実は山口さんは普段は気の強いほうではないのです」(前出・球団関係者)
山口は暴行事件後(不起訴)の2018年に3階建ての一軒家を都内に建設。約75坪の土地代だけでも当時の価格で1億9000万円以上、建物を合わせて約3億円の豪邸とも報じられている。
「奥様への“罪滅ぼし”の意味もあったのでしょうか。場所は野球選手や有名タレントも多く住む世田谷の一等地ですし、建物や内装などもすべて奥様が先導して決めたと言われています。また、山口さんは2000万円以上の『ベンツAMG』などの高級車を複数所有していましたし、1200万円の高級腕時計『パテック・フィリップ』を愛用していましたが、それらも奥様に合わせようとして派手な生活を送っているようでした」(前出・球団関係者)
戦力外通告となると豪邸のローンも心配されるが……。