NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が12月18日に最終回を迎えるにあたり、最終回放送のパブリックビューイングが豪華出演者勢揃いで行なわれることがNHKから発表された。
〈大河ドラマ「鎌倉殿の13人」グランドフィナーレ 観覧募集のお知らせ!! 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回放送のパブリックビューイングとトークショーを、ドラマゆかりの鎌倉にて開催します。出演者たちが、撮影中の出来事等を振り返りながら、「鎌倉殿の13人」を語り合います。ぜひ、放送最後の時を皆様と一緒に迎えられたらと思います!〉
場所はドラマの舞台となった鎌倉市にある鎌倉女子大学・岩瀬キャンパス。出演者は主人公の小栗旬(北条義時役)、小池栄子(北条政子役)、坂口健太郎(北条泰時役)、山本耕史(三浦義村役)と錚々たる面々。そこに宮沢りえ(りく役)の名前が入っていたことが、テレビ界をざわつかせている。ベテラン芸能ライターは言う。
「義時の父、時政(坂東彌十郎)の妻・りくを演じた宮沢りえさんは、時政を操って鎌倉をかき乱す“憎めない悪妻”を見事に演じきり、大きな話題を集めました。時政役の彌十郎さんは時政失脚後の10月9日に放送されたトークスペシャル番組に出演していましたが、VTRも含めて宮沢さんの出演はなかった。そもそも宮沢さんがドラマや映画以外にトークの形で出演すること自体がレアですから、ファンにとっても貴重な場となるでしょう」
気になるのはその並び。他の出演者たちは、役柄的に最終回まで登場機会がある面々だが、時政失脚後、りくはすでにドラマには登場していない。そこで取り沙汰されているのが、最終回での「りく再登場説」だ。
「『鎌倉殿』では退場する際に公式サイトにインタビューが掲載されるのが通例ですが、10月2日放送回で時政が失脚し妻・りくとともに伊豆に流された後、インタビューが掲載されたのは彌十郎さんのみで、宮沢さんはなかった。そこでファンの間では『もしかして再登場するのでは』と囁かれていました。
史実としても、りくは時政の死後も生き延びて、義時や政子より長生きしたという説がある。そこに来て最終回のグランドフィナーレに宮沢さんが登場となれば、りくが何らかの形で再登場する期待感は高まります。義時演じる小栗さんは、トークスペシャル番組で 『大河ドラマではあんまりない主人公のラストシーンになった気がします』と予告していました。その最終回にりくが関わるとすれば、どんな形になるのか。楽しみでなりません」(同前)