運転中の「見落とし」や「迷い」にも目を光らせたい。
「高齢になると視野が狭くなることで安全確認能力が低下し、右左折や車線変更をする際にウインカーを出し忘れたり一時停止を無視したりするようになります。こうした見落としは事故に直結するので気をつけなくてはならない。また、鍵や免許証の置き場所を忘れたり通い慣れた道で迷ったりする場合は、認知機能の低下が疑われます」(同前)
一度、確認できたからといって安心はできない。
「高齢者は体調が日によって大きく変化することがある。比較的短期間のうちに運転能力が急に低下してしまうようなこともあります」(同前)
※週刊ポスト2022年11月4日号