ニューヨークで暮らす小室圭さん・眞子さん夫妻に、ようやく吉報が届けられた。圭さんが3度目の挑戦で、米ニューヨーク洲の司法試験に合格。安定した収入を得られる目処が立った。
合格の背景には、眞子さんの献身もあった。10月には、ニューヨークの鮮魚店で買い物をする姿が目撃された。
「眞子さんはこれまでさほど家事の経験をしてきませんでしたが、一念発起したようです。小室さんが試験勉強に集中できるように、食料や日用品の買い物は一手に引き受け、最近は魚のさばき方も学んでいるそうです。芯が太い眞子さんのことですから、“次はないのよ!”と小室さんを叱咤激励し、支えていたのではないでしょうか」(皇室記者)
結婚会見で眞子さん自ら次のように明かしたように、そもそも小室さんの留学は眞子さんの意向によるものだった。
「婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした」「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました」──留学の話が浮上したのは2018年の春先で、結婚が延期されて間もない頃。秋篠宮ご夫妻にとっては寝耳に水だったという。
「秋篠宮ご夫妻は、留学という選択自体に困惑されていました。しかも、小室さんは当初、ハワイに留学することを希望していたのです。しかし、ハワイは秋篠宮家が公務で訪問される可能性があり、資金援助などの憶測が立つことを懸念した紀子さまが『ハワイはやめましょう』と制止されたそうです」(宮内庁関係者)
留学先は、年間授業料が700万円ほどとされるアメリカ有数の“セレブ大学”の米フォーダム大学ロースクールとなったが、渡米早々、大学側が小室さんをホームページ上で「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介し、蜂の巣をつついたような大騒ぎになった。しかも小室さんは、約200人の留学生からたった1人の奨学金の対象者にも選ばれた。
「小室さんは、奨学金申請の際に提出した長文のPR作文で、“自分は眞子さまの婚約者である”とアピールしたとされます。そうでなければ大学も“フィアンセ”だと発表しないでしょう。アメリカでの小室さんは“準皇族”のように認識されたためVIP待遇を受けることができたのかもしれません」(皇室関係者)
ただし、この“肩書”には抗議が殺到し、最終的には宮内庁、在ニューヨーク日本国総領事館が大学側にはたらきかけ、紹介文から“フィアンセ”の文言は削除された。
奨学金制度はかなり恵まれたもので、授業料、書籍代、寮費、日米往復の航空券までカバー。返済不要で、年間1000万円ほどが支給されていたという。かつてパラリーガル(法務助手)として日本で勤務していた法律事務所も、生活費を中心に、惜しみなく支援を続けた。
「小室さんは、同事務所からの留学生という形でフォーダム大に入りました。パラリーガルの留学は、小室さんが初のケースだったそうです。事務所代表は、さながら小室さんの“あしながおじさん”。いずれ元皇族の夫となる小室さんへの支援は、長い目で見れば大きなメリットになると判断したのでしょう」(前出・皇室記者)
晴れてニューヨーク州の司法試験に合格した小室さん。これまで受けてきた支援へのお恩返しの日々が始まる。
※女性セブン2022年11月10・17日号