8月末にSNSを通じて“再始動”を宣言した伝説の歌姫・中森明菜(57)。今年デビュー40周年を迎えた彼女には、芸能界に「隠れファン」も少なくない。自身のラジオ番組「THE TRAD」(TOKYO FM)で度々ラブコールを送り続ける稲垣吾郎(48)もそのひとりだ。
10月25日の放送でも50分近くに渡って明菜を特集し、「もう一度歌っている姿を見たい」とファンとしての心情を吐露。『禁句』、『十戒(1984)』、『SAND BEIGE-砂漠へ-』、『TANGO NOIR』と通好みの曲を立て続けにかけた。
「2017年末にディナーショーを行って以来、表舞台から姿を消している明菜さんの動向も丹念にチェックしているようで、今年の『NHK紅白歌合戦』に出場するかどうかを気にかけていました。実際には、事務所の契約問題が難航して難しいところがあるようですが、稲垣さんは再び生で歌う姿を見ることを心から楽しみにしている様子でした」(芸能関係者)
今年1月の同番組では、稲垣は明菜が『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の第一回目のゲストだったことを振り返り、感極まって「明菜さん!」と声を張り上げて呼びかけるひと幕も。
「小学生の時から大ファンで、幼い頃から大人びた歌詞と曲に憧憬の念を抱いていたそうです。スマスマで共演した時は、本人にそのことを切り出せず、ポーカーフェイスで通したものの、心の中は『ドキドキだった』とか。もっとも、それ以来、一度も会えていないことを残念そうに話し、ラジオでも『いつか来てください!』と熱烈なオファーを送っていました」(前出・芸能関係者)
明菜を特集した稲垣のラジオ番組に、ゲストとして2度出演した芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏が語る。
「本人は隠れファンと言っているようですが、僕の印象は根っからの大ファン。当日の台本には簡単な指示しか書かれていなかったのに、自分の言葉で、様々な知識を披露する姿に感心しました。オンエアに乗らないところで、僕が『明菜さんはアメリカのロサンゼルスにいるかもしれない』と言ったら、『渡邉さん、探してきてくださいよ』と前のめりに言うんです。イキイキとした様子で話すので、リスナーの反響もすごく良かったようです」