移住先のハワイで亡くなっていたことが明らかになった女優の松原千明さん(享年64)。その元夫である石田純一(68才)も松原さんの急逝にショックを受けている。
16日、自宅に戻ってきた石田に記者が声をかけると、質問には答えず、沈痛な面持ちのまま自宅にはいっていった。
石田と松原さんは、7年間の交際期間を経て1988年に結婚し、2年後に長女・すみれが誕生。しかし幸せな日々は長く続かず、1996年に石田の不倫が発覚して夫婦関係が破綻した。
石田のいわゆる“不倫は文化”発言は連日、ワイドショーなどに取り上げられ、大きな騒動になった。翌年、松原さんはすみれを連れて日本を出てハワイに移住し、1999年に夫婦の離婚が成立した。
その後、松原さんは8才年下のアメリカ人語学教師との間に長男が誕生、再婚するも2009年に離婚。石田は2017年にプロゴルファーの東尾理子と再婚している。
石田と松原さんは、すみれに誘われて会うこともあったようで2012年には、石田が松原さん、すみれと食事をした様子をブログにアップしている。2015年には元夫婦として、すみれとともにテレビ番組で共演。番組で石田は松原に「一番大切な2人を傷つけてしまってごめんなさい」と謝罪。その上で「俺のことは一生許さなくてもいけど、まだみんなの夢は続いているから、ぼくなりにできることをやっていこうと思う」と語った。
松原は「ありがとう。あなたから頂いた大事な大事な宝物(すみれ)があるから生きていける」と石田に感謝した。
別れても松原さんとの関係は途切れなかった石田。その悲しみはいかばかりか――。