芸能

『鎌倉殿の13人』だけじゃない!ドラマのタイトルに「奇数」が多いワケ

『鎌倉殿の13人』もタイトルに奇数が

『鎌倉殿の13人』もタイトルに奇数が

 話題を集めている『鎌倉殿の13人』(NHK)は算用数字がタイトルに入った初めての大河ドラマでもある。同作のように数字が出てくるドラマは多い。しかも多くの場合は「奇数」。その理由とは? コラムニストのペリー荻野さんが解説する。

 * * *
 12日放送された『鎌倉殿の13人』第43回「資格と死角」では、跡取りのいない三代将軍・源実朝(柿澤勇人)が、都より養子を迎えるという重大な話をするため、主人公の北条義時(小栗旬)、三浦義村(山本耕史)ら十二人の有力御家人を集めるという場面があった。

 義時がかつて実朝の父で二代将軍の頼家(金子大地)を補佐するために十三人の宿老が集まったことを思い出すと言ったのを聞いた義時の弟・時房(瀬戸康史)は、「今は十二か。ひとり足りないですね、残念」と発言。するとそこに頼家の遺児で出家の身である公暁(寛一郎)が加わってもよいかと現れ、全部で十三人が話し合いをすることになる。またしても出てきた「13」。

 思えば、今年は『鎌倉殿』だけでなく、数字が出てくるドラマが多い。井ノ原快彦の『特捜9シーズン5』、東山紀之の『刑事7人』、間宮祥太朗のヤンキーコメディ『ナンバMG5』、神尾楓珠がAI選定の総理になった『17才の帝国』、飯沼愛と眞島秀和の『パパとムスメの7日間』、岡田惠和脚本のオムニバスドラマ『5つの歌詩(うた)』。木村文乃、広瀬アリスらの『七人の秘書』は、『さぁ、懲らしめてやりましょう』と今年、映画が公開された。

 ここで気がつくのは、すべてが奇数であることだ。

 それはなぜか。現在のドラマにどれだけの影響があるかは定かではないが、日本の映画・テレビ界には、昭和のころから「奇数は当たる」という“ジンクス”があった。

関連記事

トピックス

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
NHKの牛田茉友アナウンサー(HPより)
千葉選挙区に続き…NHKから女性記者・アナ流出で上層部困惑 『日曜討論』牛田茉友アナが国民民主から参院選出馬の情報、“首都決戦”の隠し玉に
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
フジテレビの取締役候補となった元フジ女性アナの坂野尚子(坂野尚子のXより)
《フジテレビ大株主の米ファンドが指名》取締役候補となった元フジ女性アナの“華麗なる経歴” 退社後MBA取得、国内外でネイルサロンを手がけるヤリ手経営者に
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(時事通信フォト)
《「心神喪失」の可能性》ファストフード中学生2人殺傷 容疑者は“野に放たれる”のか もし不起訴でも「医療観察精度の対象、入院したら18か月が標準」 弁護士が解説する“その後”
NEWSポストセブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと住所・職業不詳の谷内寛幸容疑(右・時事通信フォト)
〈15歳・女子高生刺殺〉24歳容疑者の生い立ち「実家で大きめのボヤ騒ぎが起きて…」「亡くなった母親を見舞う姿も見ていない」一家バラバラで「孤独な少年時代」 
NEWSポストセブン
6月にブラジルを訪問する予定の佳子さま(2025年3月、東京・千代田区。撮影/JMPA) 
佳子さま、6月のブラジル訪問で異例の「メイド募集」 現地領事館が短期採用の臨時職員を募集、“佳子さまのための増員”か 
女性セブン
〈トイレがわかりにくい〉という不満が噴出されていることがわかった(読者提供)
《大阪・関西万博》「おせーよ、誰もいねーのかよ!」「『ピーピー』音が鳴っていて…」“トイレわかりにくいトラブル”を実体験した来場者が告白【トラブル写真】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《広末涼子が釈放》「グシャグシャジープの持ち主」だった“自称マネージャー”の意向は? 「処罰は望んでいなんじゃないか」との指摘も 「骨折して重傷」の現在
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン