芸能

テレ朝『ザ・トラベルナース』 現場では中井貴一が野呂佳代のポジティブさにメロメロ

中井貴一がメロメロだという

中井貴一がメロメロだという(写真は2021年)

 軒並み苦戦を強いられた夏ドラマから一転、秋ドラマは心を揺さぶる作品が集まっている。面白いドラマ=高視聴率とは言えなくなったいま、注目されているのが、「TVer」など見逃し配信サービスでの再生回数。編集部調べのTVer週間人気ランキングでは、1位が『silent』(フジテレビ系)、2位が『クロサギ』(TBS系)、3位が『エルピス ─希望、あるいは災い─』(フジテレビ系)となっている。

 このランキングで7位に入っているのが、日曜夜9時、数々のビジネス分野の名作が送り出されてきた、いわゆる“半沢枠”と呼ばれるTBS日曜劇場の『アトムの童』だ。

 若き天才ゲームクリエーター・安積那由他(山崎賢人・28才)が、廃業の危機が迫るおもちゃ会社を救おうと立ち上がり、ゲームの開発を進める物語だ。

「ぜひ、おもちゃ会社の2代目経営者を演じる風間杜夫さん(73才)に注目してください。ゲームのことなど一切わからなさそうなアナログ社長を生き生きと演じていて、テクノロジーに苦手意識のある視聴者層も安心して見ることができます。

 実は、風間さんにはもともとは、香川さんの代役で、いまはオダギリさんが演じているIT企業の社長役がキャスティングされていたんです。

 でもいまの方が適役ですよね。物語も面白いし視聴率も悪くない。第6話(20日放送)からの第2幕で、さらに勢いが増していきそうです」(テレビ局関係者)

『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)は、視聴率2桁でTVer再生回数もまずまずと、バランスよく好調に推移している。

「ナースプラクティショナー」という一定の医療行為を実施できる特別な看護師・岡田将生(33才)が超ベテランナースの中井貴一(61才)と出会い切磋琢磨する、まさに“看護師版の『相棒』”とも言える作品だ。

 人気の秘訣は脚本家にありそうだ。連続ドラマを独自の視点で分析するドラマウオッチャーのカトリーヌあやこさんが話す。

「脚本は『ドクターX』の中園ミホさんで安定感があります。特に、ドクターXでいうところの『いたしません』に通じる中井貴一さんの『クソ食らえです』という決めぜりふがいい。CMに入っても中井さんのミキプルーンのCMが流れ、どこまで行っても中井貴一を楽しめます(笑い)」

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン