女優の佐々木希(34才)が17日、インスタグラムで第二子を妊娠したことを報告。「新たな命に、心から嬉しく思い、家族みんなで喜んでおります」と、喜びいっぱいのコメントを発表した。佐々木は2017年にお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(50才)と結婚し、2018年9月に第一子を出産。しかし第二子妊娠に至るまでに、夫婦の間には大きな試練があった。
結婚当時の渡部は、芸能界屈指の食通として引っ張りだこで、グルメ本を次々と出版。『王様のブランチ』(TBS系)、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)ほか、人気番組のレギュラーをいくつも持つ超売れっ子芸人だったが、2020年6月に複数の女性との不適切な関係が報じられ、芸能活動を自粛した。そして今年2月、芸能活動を再開したが、もっぱら出演番組は『白黒アンジャッシュ』(チバテレビ)のみ。露出が少ない状態が続いている。
「渡部はアンジャッシュの冠番組で復帰しましたが、復帰計画は何度も取り沙汰されました。レギュラーだった『行列のできる法律相談所』の特番で復帰するというもの、親交の深い有吉弘行が司会の『有吉反省会』(日本テレビ系)の最終回に出るというもの、ことあるごとに渡部のことをネタにしてきた『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)に出演するのではというもの……。
一番具体的だったのは、大晦日の『笑ってはいけない』(日本テレビ系)で電撃復帰するというプランでしたが、収録まで済ませたのに事前に情報が漏れたことなどからお蔵入りになりました」(芸能記者)
その間も佐々木は芸能活動を継続し、ドラマ、映画、CM、バラエティと大活躍。「ダメ夫」と「良き妻」のコントラストが際立つ数年間だったが、第二子妊娠によって渡部の状況も少しは変わりそうだ。
「一連の騒動の後、巷では『佐々木はあんな男とは別れたほうがいい』という声が数多く上がりました。もし渡部がやったのが普通の不倫なら、世間は渡部をそこまで厳しく責めなかったでしょうが、不倫の舞台が多目的トイレだった印象は最悪。渡部が『白黒アンジャッシュ』に復帰した際、いくつかのネット局が放送を終了した大きな理由はそれでしょうし、いまだにキー局への復帰が叶わないのも、スポンサーへのクレームが怖いからでしょう。
ただ、不倫騒動を乗り越えて佐々木が第二子を妊娠したということは、少なくとも夫婦の間では問題は解決済みということ。渡部はすでに充分に社会的制裁を受けましたし、夫婦が信頼関係を取り戻しているのなら、外野がどうこう言う必要はありません。松本人志、有吉弘行、マツコ・デラックスなど、腕があるMCに上手にイジってもらえば、“禊は済んだ”と世間に許される可能性はあります」(キー局関係者)