「少年革命家」を名乗る不登校児YouTuberのゆたぼん(13才)が、2019年から開催し続けている誕生会で、今年は1万5000円の参加費で12月に行われる予定だという。
招待されたゆたぼんの知人は、「個人的にゆたぼんは好きだしお祝いしたいけど、ちょっと参加費が高いかな……去年の倍近い金額なんですよ。14才の誕生会でこの参加費を取るのは正直驚きました…」と戸惑いながら明かした。この知人によれば、高校生以上が1万5000円で、小中学生は5000円、未就学児は無料だという。
第1回は、大阪から移住した沖縄の屋外のカフェで2019年12月に開催したようだ。公式YouTubeチャンネルの登録者数がまだ10万人未満のころで、彼のFacebookによると参加費もドリンク飲み放題で1000円とホームパーティーレベルだった。ただ、この直後からネット上での知名度がさらに大きく飛躍した。
翌2020年には、東京で会費5000円で70人以上を集めて開催。タレントの加藤紗里(32才)、実業家YouTuberの“青汁王子”こと三崎優太(33才)、NHK党の立花孝志党首(55才)ら、ネット上をにぎわすお騒がせ著名人もお祝いに駆けつけ、コロナ禍でマスク無しでパーティーをした様子を公開した。そして、昨年はさらにスケールアップ。前出の立花党首や加藤のほかにも、迷惑系YouTuberへずまりゅうや、人気TikTokerら多数のインフルエンサーが出席。ビデオメッセージでは、石田純一(68才)やボクシング亀田三兄弟の父亀田史郎氏(57才)、脳科学者の茂木健一郎氏(60才)らも祝福して、参加費は8000円だったという。
今年は、クラウドファンディングで資金487万円を集めて、6月から専用車「スタディ号」で日本一周の旅を敢行。全国各地で不登校児と触れ合い、「学校に通わなくても不幸じゃない」、「人生は冒険」と、自身のライフスタイルを啓蒙活動して回った。
あるスポーツ紙記者は「過激な発言やクラファン資金だけでは足りずに旅の途中の動画配信で“投げ銭”を請うなどしたことで、何度もネットニュースになり炎上しましたが、11月14日の公式YouTubeちゃんねるで無事に完走したことを報告。約20分間も1人で旅を振り返ってカメラに語り続ける姿は、ただの子供とは言えない姿でした。とにかく日本一有名な13才ですし、実際、彼を取り上げたネット記事は数字につながっています」と話す。
11月5日には、公式ツイッターで、過去にネット上で受けた誹謗中傷を訴えた裁判で勝訴したことを「誹謗中傷して(賠償金を)33万円払うって本当にアンチは人生失敗してるやん!! 学校で何を学んできたんや 誹謗中傷はアカン」と報告した。同21日も「アンチの皆さん、すみませんでした」とのタイトルで動画を配信。「支援もしてないのに勝手にごちゃごちゃ騒いでアホちゃうか。何も関係ない奴が(日本一周旅の反対)署名をどれだけ集めたところで何の意味もないのに、そんなことも分からんなんて学校で何を学んできたん」と胸を張った。
「アンチを挑発する様子が生意気に映りますが、主張は一貫していることもあって、ファンが増え続けているようです。そのファンに言わせれば、彼は挑発した後には毎回必ず世話になった人たちへの感謝を述べているので、決して無礼なだけの子ではない、という印象のようです」(前出・スポーツ紙記者)