映画やドラマ、バラエティー番組、CMやYouTube……今年、注目を集めた子供たち。大人顔負けの彼らは普段、どんなことを考えているのか聞いてみると、いやはや、やっぱりスゴかった! 朝ドラ『舞いあがれ!』で注目を集める浅田芭路(あさだ・はろ、9才)に聞いた。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で、3週間、ヒロインの幼少期を演じていたのが浅田芭路だ。
「朝ドラのヒロインにはいつか挑戦してみたいと思っていた」と言う彼女は、舞役が決まったとき「本当にうれしくて、夢の中に入ったようなふわふわした気持ちだった」という。
3か月に及ぶ撮影の中で、印象に残るシーンを聞くと、「転ぶシーンが2回あって、リレーで転ぶときは思ったようにうまくいかなかったから、(五島の)磯で転ぶシーンは思い切り、悔いなく転ぼうとやったら、一発OKでした。
楽しかったのは2mのばらもん凧を揚げるシーン。あれは、五島の子でも揚げるのが難しいという大きい凧だったけど、みんなが応援してくれて揚がりました。そのときは本気で“ばんば(高畑淳子)”に『凧、私が揚げた!』って言いました」(芭路ちゃん)
初めてとは思えない流暢な大阪弁については、「聴いて、しゃべって、書き込んで」を繰り返して覚えたという。
「ことば指導の先生からもらった音声を聴いて、台本に上がり下がりの記号を書き込んだり、大阪弁のほかの朝ドラも見ました。
難しかったけど、撮影の途中からは考えなくてもスラスラと大阪弁が出るようになりました」(芭路ちゃん)