「若々しい」とほめられたい“同窓会”、女っぷりを競い合う“女子会”、「きれいだね」と言われたい“デート”……そんな特別な日に向け、「やせるぞ!」と決意したものの、結果が出せないまま前日になっていた──。そんな経験は誰にもあるはず! しかし諦めるのは早い。お出かけの前日でもできることはあるんです!
前日に少しでも体重を減らすため、できることはむくみを取ること。その決め手は塩分の摂り方で、やみくもに水分を制限するのは危険! 正しい方法を知ろう。
【教えてくれたのは……】
パーソナルトレーナー・石本哲郎さん/予約が取れない女性専門のパーソナルトレーナー。1万人以上の女性を指導してダイエット成功へと導いてきた。『もっと!神やせ7日間ダイエット』(KADOKAWA)など著書多数。
水ではなく塩分を減らせば1日でスッキリ!
「太って見える原因のひとつはむくみ。その対策をすれば、2~3kgは減らせます」
と教えてくれたのは、パーソナルトレーナーの石本哲郎さんだ(「」内以下同)。ただし気をつけるべき点は、「むくみ予防=水分を摂らないこと」ではない。
「水を飲まなかったり、長時間サウナに入って水分を抜こうとすると、体は危機感から水分をため込もうとします」
では、効果的な対策とは?
「前日の夕食は、塩分をほぼゼロに。加えて、余計な水分を排出する役割があるカリウムを摂るのがおすすめ」
出かける日まで3日ほど猶予があれば、毎日2L摂っている水を1日500mlずつ減らすのも効果的。さらに上記の方法もおすすめ。お試しを。
【1日前なら】
お出かけまでの猶予が1週間以下では筋トレをしても筋肉はつかないし、体脂肪も落とせない。でもむくみなら、摂取する栄養素を選べば取れる。下記4項目を実践してみよう!
塩分を控える
「塩分はさまざまな食品に含まれているので抜くのは難しい。そこで、まずおすすめしたいのが調味料なしで食べられる豆腐を食べることです」(石本さん・以下同)。豆腐にはカリウムも含まれている。
水分は摂りすぎない意識を
「水分は生命維持に重要なので、急に抜くと、体は驚いて逆に水分をため込もうとします。するとむくみを促すことに」。したがって水分断ちはNG。いつもより摂りすぎないことを意識すればOK。