皇室を離れたらニューヨークで暮らすことを想定していた小室さん夫婦は、「身近なお手本」として、池田さん夫婦を意識していなかったはずがない。
「ニューヨーク州弁護士の資格を持つ日本人はさほど多くありません。狭い界隈の中で、雅子さまの義弟がニューヨーク州弁護士だと知らない人はいないでしょう。当然、目指した時点でふたりも知っていたはずです。
雅子さまの義弟がその職に就いていることは、皇族に近しい立場になる小室さんにとっても“ふさわしい職業”だという根拠にもなったでしょう。それが、小室さん夫婦が頑なにニューヨーク州弁護士を目指すことを“正当化”し、後押しした側面はあるはずです」(皇室関係者)
とはいえ、まだニューヨーク州司法試験に合格してもいない「ロークラーク(法務助手)」だった頃の小室さんは、第一線の国際弁護士である池田さんと接点を持つ立場ではなかった。しかし、司法試験に合格したいまや、小室さんは立派な“国際弁護士の卵”であり、近々、池田さんの“後輩”になる。
「これからは仕事上のやり取りでも小室さんと池田さんに関係ができることは充分にあり得ます。裁判で敵味方になったり、企業法務などで協力する立場になったりすることもあるでしょう」(前出・法曹関係者)
そもそもニューヨークの日本人社会は狭い。特に、日系の大企業の社員や、弁護士や医師などの有資格者は、狭いコミュニティーのなかで交流も多いという。
「眞子さんも在ニューヨークの日本人の集まりに招かれることが多いようですが、積極的に参加することはないようです。ただ、国連に勤める日系人関係者の集まりには参加したことがあった。国連といえば、皇室とも縁が深く、雅子さまの妹・礼子さんが勤めていたことは、眞子さんもよく知っているはずです。小室さんも司法試験合格以降、先輩の弁護士との交流を深めているようです。
そういう動きが徐々に日本人コミュニティーのなかで知られていき“小室さん夫婦は池田さん夫婦に近づいて、相談相手になってもらいたいようだ”と噂になっています」(前出・在米ジャーナリスト)
もちろん、アメリカと東京、双方の法曹界に強力なパイプがある池田さんが“後見人”になれば、小室さんのビジネスにとっても有利になる。
小室さん夫婦は、これまでと同じならば、今後も「元皇族とその夫」という立場を利用するだろう。アメリカでは、王室や皇室といった「ロイヤル」は特別視されるため、ビジネスでも生活面でも優遇されることは多い。しかし、それだけ周囲からは「利用価値が高い」と見られるわけで、注意して暮らさなければならない面もある。
「その点でも雅子さまと縁の深い池田さん夫婦は、小室さん夫婦のよきお手本となるので、皇族に近しい立場としてアメリカで暮らしていくことのアドバイスを得るためにも、次の“標的”として目をつけるのはよくわかります」(前出・皇室記者)