芸能

片瀬那奈、一般企業入社は「会社にも本人にもメリットばかり」“復帰”の新しい形として定着するか

片瀬那奈

片瀬那奈が一般企業社員に

 2021年9月に所属事務所を退社し、フリーで活動していた女優の片瀬那奈(41才)が、12月1日から通販サイト「ロコンド」の社員に。芸能人の新たな“復帰”の形として注目を集めている。

 片瀬は10代の頃からモデル・女優として活躍し、数々の人気ドラマ、映画、CM、バラエティなどで活躍。情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)の司会を10年以上務めるなど、お茶の間でおなじみの顔だったが、順調な芸能生活が暗転したのが2021年7月のことだ。

 恋人の男性が薬物所持で逮捕され、同棲していた片瀬も家宅捜索や尿検査を受けることに。結果は“シロ”だったが、所属事務所に対して「同棲も交際もしていない」「家宅捜索は受けていない」といった虚偽の説明をしたことから、事務所は信頼関係が失われたと判断し、契約を解除された。

「片瀬が契約解除された件は、芸能界で大きな話題となりました。芸能人が薬物で逮捕される例は数え切れませんが、片瀬は逮捕されたわけでも尿検査で引っかかったわけでもなかった。虚偽報告は確かによくないですが、“一発レッド”は厳しすぎるのではといった声が上がったのです」(芸能記者)

 事務所を辞めた片瀬はYouTubeやInstagramで発信していたが、いずれも世間の反応は今ひとつ。そこで打った新たな手がロコンドへの入社だった。同社の田中裕輔社長は11月、YouTubeの公式チャンネルで有名人の入社を予告し、その後、それが片瀬であることを発表。片瀬の入社は“企画”などではなく、きっちり“週5”で働くという。

「片瀬は先月末、ロコンドが手掛ける宮迫博之のセーターを早速YouTubeでPR。一方、初出社の様子や、人生で初めてマウスを使ったことがニュースになり、話題作りに成功しています。ロコンドにしてみれば、片瀬が何かやるだけで話題になるので広告効果は絶大ですし、片瀬は会社員として一から出直すことで、薬物騒動のイメージを払拭できる。まさにウィンウィンです。

 片瀬が“現役時代”なら、CM起用には千万円単位のギャラが必要でしたが、社員ならタダ。CMに使わない手はないでしょうし、番組司会などで場数を踏んでいるので、イベントに起用すれば、話題になるのは確実で、ロコンドとしては“おいしい”話です」(同)

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン