ライフ

俳優・升毅の「ねぎま鍋」 冬に甘みを増すねぎが主役、甘辛いつゆが後を引く美味しさ

ねぎと旨味あるまぐろがたっぷりの「ねぎま鍋」

ねぎと旨味あるまぐろがたっぷりの「ねぎま鍋」

 料理好きの俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める「居酒屋」を月2回ほど開催しているという。そんな升が、冬に甘みの増すねぎと旨味あるまぐろがたっぷりの「ねぎま鍋」を振る舞った。

「冬になって甘味を増すねぎが主役の鍋です。ねぎま鍋は江戸時代発祥の庶民の味で、当時は捨てていたまぐろのトロを食べるために生まれたメニューだったとか。

 現代では高価なトロでなく赤身を使いますが、まぐろの旨味が溶け出した甘辛いつゆは後を引く美味しさ。ねぎはこんがりと焼くことで香ばしくなり、甘さが増します。やはり冬が旬のゆずを絞ると爽やかです」

ねぎとまぐろの持ち味を堪能する「ねぎま鍋」

■材料(2人分)
長ねぎ…1本
サラダ油…小さじ1
えのきだけ…1袋
まぐろ赤身(柵)…300g
木綿豆腐…1/2丁
水…300ml
A[顆粒和風だし…小さじ1、酒…大さじ2、みりん…大さじ2、しょうゆ…大さじ1]

〈作り方〉
【1】長ねぎは5cm長さに切る。フライパンにサラダ油を熱し、焼き目がつくまで転がして焼く。
【2】豆腐は一口大に切る。えのきだけは根元を切り落として小房に分ける。
【3】まぐろは1cm幅に切る。
【4】鍋に水と[A]を入れて火にかける。沸騰したら【1】【2】を入れる。火が通ったら【3】を加えてさっと煮る。
【5】器にとり、お好みでゆずを絞って食す。

【プロフィール】
升毅(ます・たけし)/1955年生まれ、東京都出身。1985年に演劇ユニット「賣名行為」を結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰。主演ドラマ『旧車探して、地元めし』が映画チャンネルNECOで放送中。

■YouTubeで升毅の料理動画公開中(https://youtu.be/3LCgc_DbyNM)

撮影/阿部吉泰

※週刊ポスト2022年12月23日号

関連記事

トピックス

中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
主演女優として再ブレイクしている安達祐実
《『家なき子』から30年》安達祐実が“子役の壁”を乗り越え、「2度目の主演ブレイク期」へ 飛躍する43才女優の今を解説 
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン