女性誌『美ST』(光文社)が主催する美魔女コンテストも13回目を迎え、今年は3年ぶりのリアル開催となった。35歳以上という条件で7月上旬に書類選考が行なわれ、およそ4か月間にわたって年齢を感じさせない外見美と知的美が競われてきた。
12月1日の最終選考会には選ばれし9名が参加。私服姿での自己PR、水着によるボディメイク審査、最終のドレス審査などが行なわれた。
特別審査員として参加した歌謡グループ「純烈」の小田井涼平が壇上で読み上げたグランプリは──。最年長の54歳、居住地である愛媛県松山市の名産であるシルクのPR役を担ってきた木曽千草さん(54)だった。さらに準グランプリには韓国籍のトリリンガル・南恩智さんが輝いた。
『美ST』の桐野安子統括編集長は、将来的に上海での開催を目指し、「日本女性の素晴らしさをアジア、ひいては世界に発信していきたい」と構想を明かした。
撮影/藤岡雅樹 取材・文/柳川悠二
※週刊ポスト2022年12月23日号