世界最高峰のバスケットボールの舞台・NBAで今季躍進を遂げたのがブルックリン・ネッツに所属する渡邊雄太(28)だ。これまでもディフェンス能力には定評があったが、今季は高い3Pシュートの精度でオフェンス面でもチームに貢献。ベン・シモンズ、カイリー・アービング、そして「KD」ことケビン・デュラントらスターだらけのチームメイトからも信頼を勝ち得ている。そんな渡邊を支えるのが今年3月にフジテレビを退社した妻の久慈暁子アナ(28)だ。
久慈アナは現在、渡邊とともに米国へ移住している。12月21日には夫婦で仲睦まじくクリスマスのために彩られたブルックリンのイルミネーションを楽しんだ様子を自身のInstagramに投稿。フジテレビを退社した際は世間から驚きの声が上がったが、渡邊のチームメイトとの写真をアップするなど米国生活に順応しているようだ。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏はその決断の背景に彼女の「旺盛なチャレンジ精神」があるのではないかと見る。
「岩手県出身の久慈アナは中学2年生の時に英語暗唱大会で奨励賞、高校2年時にも英語のスピーチコンテストで優秀賞を受賞しています。また高校時代にはオーストラリアにホームステイをしたことを明かしており、海外での生活でも語学面は苦にならないのではないでしょうか。
また5歳から中学生までは水泳を習っていて、岩手県大会で4位に輝いたこともある文武両道な才女。青山学院大時代には『non・no』の専属モデルや旭化成のキャンペーンガールを務めていて、ソフトバンクのCMに出演したりドラマにも出ていた。それをスパッとやめて女子アナになったので芸能界でも驚かれたようです。芸能活動だけでなく、スポーツや英語なども堪能。色々なことに挑戦するチャンレンジ精神旺盛な性格が、米国移住を決断させたのではないか」(丸山氏)
ただ鳴り物入りでフジに入社したものの、先輩の宮司愛海アナ(31)や『めざましテレビ』MCに抜擢された後輩の井上清華アナ(27)らに比べて番組露出は少ない印象だった。それが結婚を機に「アスリート妻」という新たな立ち位置が加わったことでブレイクの可能性が高まっているという。丸山氏が続ける。
「あくまで個人的な感想ですが、フジは久慈アナのアイドルアナとしての才能を活かしきれなかったように思います。だからといって、今後はわかりません。結婚で注目度もアップし、Instagramのフォロワーは45万人を超えています。これはキー局アナのなかでもトップクラス。退社後は古巣だけでなく日テレの『躍る!さんま御殿!!』など出演が相次いだ。米国に住んでいることや、アスリートの夫を支える食事面などライフスタイルにも注目が集まるでしょうから、今後はこれまでとは違ったかたちでのブレイクの可能性が高いでしょう」
米国でタレント、そして超一流アスリートの妻として第二のステージを歩み始めた久慈アナの今後の活動に注目したい。