スポーツに関する問題を解決したい人と、自身の経験を生かしてコーチングをしたい人をつなぐプラットフォームを構築するというビジネスプランを掲げて参加した馬瓜エブリンは、ビジネス拡大のための資金調達を求めてプログラムを締めくくるプレゼンテーションの舞台に立った。
銀メダルを獲得した自身のキャリアを紹介すると会場から拍手と歓声があがり、多くの選手にとって自分に合うコーチを見つけることが難しいなか、Quick Coachが提供するスポーツコーチプラットフォームの需要が大きいことを説明。「私と一緒に新たなメダルをビジネスでも獲っていきましょう」と呼びかけると、会場からは再び大きな拍手が起きた。前出の愛知県の担当者が続ける。
「反応はかなり良かったと思いますよ。プレゼンはスゴく上手だった。今年のプログラムでは、対面でプレゼンを行ない、そのあとすぐにスタートアップ企業と支援者の交流会のような催しもあったので、色々と話が進んだケースもあったと思います」
年末年始のテレビで目にする機会が多くなる異能の女子バスケ選手の未来には、様々な可能性が拓けてくるのかもしれない。