新年早々、数字を持つ女優たちが揃い踏みとなる。1月クールのドラマでは国民的女優たちが激しいバトルを繰り広げることに。美しき大人の女優対決も見物だ。
高岡早紀(50)が『我らがパラダイス』(NHK BSプレミアム・日曜22時)に、井川遥(46)が『罠の戦争』(フジテレビ系・月曜22時)に出演する。
高岡は映画『モンスター』(2013年)やドラマ『リカ』(フジ系・2019年)などの主演作で狂気的なヒロインを熱演してきたが、今回演じるのは同居する親の世話をしながら高級老人施設の厨房で働く天真爛漫な女性。
一方の井川は政治家に裏切られ、復讐を誓った議員秘書(草なぎ剛・48)を支える妻を演じる。
映画評論家の秋本鉄次氏が語る。
「どちらも若かりし頃は写真集でその肢体を惜しげもなく披露してきた。高岡さんはいまでも魔性の魅力がダダ漏れ。かたや井川さんは癒し系で多くの人をメロメロにしてきました。サントリーのウイスキーのCMでは、胸元が開いたブラウス姿に目が釘付けになりましたね」
高岡は共演の木村佳乃(46)や堀内敬子(51)とは年齢の近い子供がいるママ友で、「撮影の合間はもっぱらママ友談義で盛り上がっている」(NHK関係者)というが、秋本氏はこう話す。
「高岡さんは過去に幾度となくベッドシーンに挑戦していて、いまでもボディケアを怠ることはないんだとか。まだまだ健在ですよ」
井川もまた、2児の母として子育てに励むかたわら、仕事のために食事管理やトレーニングも欠かさないと言われている。
対照的な雰囲気を漂わせながら、共通点も多いふたりの対決。
「家事・育児に一生懸命なしっかり者の奥さんという役は、井川さんのイメージにピッタリ。世間の注目度という意味では、地上波放送の井川さんがBS放送の高岡さんより有利かもしれません。
ただ、最近はNHKのドラマでもベッドシーンが描かれることがあるし、高岡さんのお色気シーンがあるかもしれない。地上波よりもBSのほうが規制は緩やかでしょうし、高岡さんのほうが露出度が高い可能性はありそうです」(秋本氏)
魔性と癒しのせめぎ合いに、期待は高まるばかりだ。
※週刊ポスト2023年1月13・20日号