愛子さまと悠仁さまの運命が、今年、大きな分岐点を迎えようとしている。大学入学後、数えるほどしか通学されていなかった愛子さまは、昨年12月にキャンパスに3度、足を運ばれた。これを機に愛子さまの通学が日常的に再開されるわけではないが、政府がアフターコロナに舵を切りつつあるなかで、次なる展開が見えてきた。
「海外留学です。国際感覚を養い今後の皇室外交に生かすため、近年の皇族にとって長期の海外留学は“必須科目”です。外務省のキャリアウーマンだった雅子さまはもちろん、陛下も大学卒業後に英オックスフォード大学に留学されました」(皇室記者)
愛子さまご自身も高校2年生の夏休みに、イギリスへの短期留学を経験された。
「陛下と同様、大学卒業後、大学院に通われているうちにイギリスへ留学する方向で、水面下での調整が進められていると聞きます」(皇室関係者)
愛子さまが留学で日本を不在にされている間、愛子さまと同じ「学生皇族」である悠仁さまが、お出ましの機会を増やされるという見方もある。
「悠仁さまは高校生なので、本格的な公務はされません。しかし将来の天皇である悠仁さまに経験を積ませ、国民と接する場を増やしたいという紀子さまの方針に沿って、学校の休業期間に秋篠宮ご夫妻の公務に同行するなど、お出ましが増える可能性はある」(前出・皇室ジャーナリスト)
今年4月、悠仁さまは高校2年生に進級される。学業に部活動にと、充実した学校生活を送られているようだ。
「一部では、悠仁さまの学業成績が振るわないという報道もありましたが、筑波大学附属高校はテストの順位や成績は発表されないので、どのように話が伝わったのか……。同級生の間では、特に理数系科目がお得意のようだと噂されています。また、バドミントン部の活動や体育の授業にも励まれ、意外にも運動神経がいいというのに驚く生徒も多いようです」(筑波関係者)
そうした高校生活と、2年後に控えた大学受験は切り離せない。紀子さまは悠仁さまを“東大卒の天皇”とすることを悲願とされてきた。
「悠仁さまの将来を気にされている紀子さまのことですから、進学についても明確な受験計画を立てなくてはとお考えでしょう。今後、学力アップのために新しい家庭教師を探されたり、悠仁さまの成績を細かく管理されたりするなど、東大合格に向けて策を練られるのではないでしょうか。
悠仁さまも紀子さまの期待に応えるために励まれると思いますが、加えて公務に同行されるなど将来の天皇として学ぶことも多いとなれば、ほかの生徒とは一線を画した“孤高の東大受験”に臨まなければならない。その重圧は大きいでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
2023年は、愛子さまにとっては新たな門出の一年に、そして悠仁さまにとっては試練の一年となりそうだ。
※女性セブン2023年1月19・26日号