秋篠宮家の長女・眞子さんの結婚に際し、次女の佳子さまは、「姉は、これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在です」と明かされた。離れ離れになっても2人の仲は良好で、お互いの“メリット”を見出しつつ、絆を深めているようだ。
佳子さまは、2022年、眞子さんの公務を引き継ぎ、一気に存在感を高められた。
「打診されたら基本的に断らないというスタンスだと聞きました。もともとダンスに打ち込まれていたので、人前に出てパフォーマンスをすることが合っているのかもしれませんね」(皇室記者)
精力的に公務をされる一方で、ここ数か月、プライベートの活動は聞こえてこない。
「ほとんど外出されず、秋篠宮邸にこもっておられます。恋人どころか、新しい出会いすらないのではないでしょうか。佳子さまは皇室を出られたいと聞いていたので、結婚に向けての焦りが感じられないのは意外です。眞子さんとは頻繁に連絡を取り合っているので、それも小室さん夫婦のアドバイスかもしれません」(宮内庁関係者)
現行の皇室典範では、女性皇族は結婚をもって「皇籍を離れる」と規定されている。しかし、皇室の先細りが問題視されているため、未婚の女性皇族の「結婚後」の議論は幾度も行われており、置かれている立場は非常に不安定だ。前出の皇室記者が解説する。
「2022年1月に岸田文雄首相が衆参両院議長に手渡した政府の有識者会議の最終報告書には、『女性皇族が婚姻後も皇室に残る』という案がありますが、どのような形で残るかは明示されていません。愛子さま、佳子さまをはじめ、女性皇族の人生が180度変わる問題ですから『女性宮家』の創設も含め、早急に議論を再開するべきです」
女性宮家が認められれば、女性皇族も結婚後に宮家の当主となり、皇室に残る。
「仮に制度が成立すれば、佳子さまは結婚しても生涯皇族として過ごされることになります。つまり、皇室から出ることを優先するならば、議論が進展する前に、速やかに結婚する必要があり、佳子さまもそれを頭の片隅には置かれているはずです」(皇室ジャーナリスト)
皇室を出たい──姉と同様の望みを持つ妹の思いとは裏腹に、佳子さまの新宮家創設は、小室さん夫婦にとってまたとない追い風になりそうだ。ふたりは、国内外で手厚いサポートを受けてきた。最たるものは、秋篠宮ご夫妻の旧知の人物が赴任した在ニューヨーク日本国総領事館だ。
「総領事館には“小室家担当”が置かれ、住居やビザの手配のほか、眞子さんの通院、妊活など、日常生活におけるサポートも行っています。現在、眞子さんは、家にこもりがちだそうですが、落ち着いたあかつきには“就活”も再開するでしょう」(在米ジャーナリスト)