プロボクシングの元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(33、フィリピン)が元日本バンタム級王者でWBO世界スーパーバンタム級7位の赤穂亮(36)と2022年12月に韓国・仁川で戦った(トレジャーボクシングプロモーション第1回大会)。カシメロの赤穂に対する後頭部の打撃により試合続行不能となり無効試合となったが、後日に一転、カシメロのKO勝ちに結果が変更されるなどの異例な出来事でも反響を呼んだ。
『女性セブン』の撮影で現地を訪れた、元NMB48のメンバーでモデル・女優としても活躍している村瀬紗英さんが、試合前日に両選手に話を聞いていた。
【赤穂亮選手】
──試合前日ですが体調や調子はいかがですか
赤穂:これまで44戦してきていますが、その中で一番仕上がりが良いですね。
──試合への意気込みをお聞かせください
赤穂:家族と離れてしばらく会えてなかったんですけど、今日家族と合流できるので、さらにまた力をもらってね。ぶっ倒せれば一番良いですけど、取りあえず勝ち切る。絶対に勝つということ、それだけですね。
──これから試合まではご家族と過ごされる?
赤穂:そうですね。夕方頃に来ると思うのでゆっくり家族と過ごそうと思います。
──計量時にカシメロ選手と対面した時の印象は
赤穂:そうですね。カシメロはずっとテレビで観てきた選手なんでね、色々と思う事はありますけど。なによりもカシメロの取り巻きが多すぎるだろう、あんなに必要ないだろうって思いました。しかも取り巻きのお揃いのチームシャツもメチャクチャ派手だし、あんなのは着られないなって思いましたね。
──ファンに向けて一言お願いいたします
赤穂:キャリアも終盤になってきてベテランですけど、明日はただ一つ、勝ち切るということだけです。
【カシメロ選手】
──試合前日ですが体調や調子はいかがですか
カシメロ:すごい充実したキャンプを過ごすことが出来たので明日の試合はエキサイティングな試合になると思います。
──試合への意気込みをお聞かせください
カシメロ:日本と韓国とフィリピンの方に是非見てもらいたいと思っています。明日はどちらかが必ずKOされることになるでしょう。
──試合開始までどのように過ごされますか
カシメロ:部屋に戻ってしっかり食べてしっかり休んで、とにかく試合で100%の実力が出せるように体を整えていきたいと思っています。
撮影/飯岡拓也