有名人の結婚が多く発表される年末年始。2022年末から2023年にかけての動向について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが分析します。
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「まぁ、例年通り、あるんだろうなとは思っていたのですが、ここまで大物の結婚が続いた年末年始はちょっと記憶にないですね」とは、『ドデスカ!』(メ~テレ)の芸能担当・Sディレクターの弁。1月4日、私の仕事始めでもあった同番組のエンタメコーナーでは、町田啓太サン(32才)と玄理サン(36才)から始まった結婚ラッシュを長尺で取り上げました。
ショック……とか言う権利もないことは重々承知ですけれど、『花子とアン』(NHK)や『美女と男子』(同)の頃から実はファンだった町田サンのクリスマス婚にはかなり落ち込みました。
お相手の玄理サンとは2017年の短編映画『終着の場所』と翌年のドラマ『女子的生活』(NHK)以来、結婚を前提に交際していらしたとか。
昨年7月期、ドラマ評論家の皆さんの間ではあまり評価されていなかったドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)もすべてリアタイし、劇中での白石麻衣サン(30才)との恋なんかに目を奪われていた私は大バカでした。
玄理サンは、昨年10月期の『アトムの童』(TBS系)でも存在感をみせていらっしゃいましたよね。ただ、ネットの“特定班”による匂わせ画像が多数見つかりました。大人気のイケメン俳優さんの年上彼女という焦りが玄理サン側には少なからずあったのかもしれません。
町田サンと同じLDH所属では、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太サン(28才)と土屋太鳳サン(27才)の結婚もありました。こちらも、2017年の映画『兄に愛されすぎて困ってます』での共演以来のおつきあいだったそうで、土屋サンは第1子を妊娠されています。
LDHさん……イケメンの結婚に寛大なんですかね。ただ、劇団EXILEの町田サンはまだしも、片寄サンはファンの皆さんを前にパフォーマンスする機会が多いアーティストさん。しかもボーカルですよね。大晦日から元日にかけてオンエアされていた『CDTVライブ!ライブ!☆年越しスペシャル2022→2023☆』(TBS系)で片寄サンの姿を拝見しましたが、なんだか現れが遠慮がちでした。
それは『ジャニーズカウントダウン2022→2023』(フジテレビ系)で、MCの井ノ原快彦クン(46才)から突然、「結婚おめでとう」と言われた(言われちゃった?)ふぉ~ゆ~の松崎祐介クン(36才)も同じだったような……。東京ドームの約5万人のジャニーズファンの皆さんの前で祝福されるとは、松崎クン、思っていなかったのではないでしょうか。なんとも言えない表情でしたから。
おめでたい話のときになんですが、「アイドル的な人気を誇る男性タレントが結婚した場合、やはり一定数の女性ファンはいなくなる」とは男性アイドルが多数所属する事務所の幹部の弁。
だから結婚のタイミングにも結婚相手のプロフィールにも厳しくなってしまうのだそうです。
とはいえ、町田サン同様、松崎クンも年上女性との結婚。これまでのイケメンの結婚報告をひもとくと、相手女性が35才前後のときには、男性側の早い決断は必至でしたっけ。女性ファンはそれについていけないことも多く、〇〇ロスや「今日、会社、休みます」という現象につながりやすかったことも思い出されます。