立憲民主党の辻元清美・参院議員がツイッターに載せた一枚の写真が物議を醸している。趣味は「うどん食べ歩き」とする辻元氏が1月22日に〈さぁ、今日は香川だ。やっぱりまずうどんやろ。〉という投稿とともに掲載したのは、うどんを箸ですくいあげる写真だった。すると早速、「箸の持ち方」が正しくないと批判する声が続々と押し寄せ、辻元氏が改めて〈うどんのツイートをしたら、「箸の握り方、変じゃないの」と知人から指摘あり。実は小学生のときに中指をケガして以来、こうなってしまいました……〉(1月23日)と言及する事態になったのだ。
「箸の持ち方」は、これまでもネットで数々の論争を巻き起こしてきたテーマだ。芸能人やアスリート、ユーチューバーなどが何かを食べる姿が映し出されると、必ずといっていいほど箸の持ち方や食べ方のマナーについて手厳しいツッコミが入る。それに対して、箸の持ち方で攻撃すること自体に疑問を呈する声もあがり、論争となってきた。
今回、箸の持ち方について釈明した辻元氏のツイッターには〈後出し言い訳が不自然でしょ〉〈疑惑の総合商社〉〈このお箸の持ち方で写真あげたら総ツッコミされるって、そこまで考えが及ばなかったのでしょうか…〉などといった辛辣なコメントが寄せられている一方、〈辻元さんの箸の持ち方に文句言ってる人、安倍さんの箸の持ち方に文句言ってなさそう〉〈美しい日本が好きな人が安倍氏の箸の持ち方を指摘されると箸の持ち方を強要するなと激高する謎と一緒かな?〉などと安倍晋三・元首相を引き合いに出すコメントも続出している。政治部記者が語る。