1月19日、交際相手の68歳男性の腹を包丁で刺したとして女子大生の佐々木楓容疑者(24)が殺人未遂の疑いで逮捕された。社会部記者が語る。
「2人は数年間交際していて、宮城県仙台市のアパートで同棲していました。佐々木容疑者は『包丁を向けて突いたことは間違いないが、殺すつもりはなかった』と供述しています。刺された男性は腹に軽症を負い、事件後に被害届を提出しています」
24歳の女性と68歳の男性。年の差44歳のカップルに何があったのか。関係者はこう語る。
「事件が起きたのは1月7日でしたが、男性が病院に行かずに普通に生活していたので事件の発覚が遅れました。しかし、これまで男性は交際相手の女子大生からDVをふるわれたなどで4回も警察に相談していて、博多で元交際相手によるストーカー殺人が起きたこともあり警察は女子大生の逮捕に踏み切りました」
2人が住んでいたアパートを訪れた。近隣住民によると、仙台市内とはいえ主な大学からは距離があるため、あまり大学生が住む地域ではないようだ。「44歳差のカップルがいたら目立って記憶に残るはずなんだけど……」という声ばかり聞こえてくる。
アパートの住民も20代女性を見たことがないと語るが、被害者である男性と思わしき人物には心当たりがあるという。
「初老の男性が住んでいる部屋があるのですが、部屋に色々な人が出入りしていて変だなと思ったことがありました。昨年末の夜中12時くらいに女性の悲鳴が響き渡って、ドスンという鈍い音がしたことがありました。それから静かにはなったので、何か物を落として悲鳴を上げたのかなと思い、特に気にすることはありませんでしたが……今思えば2人のトラブルの音だったのかもしれません」