国際政治学者の三浦瑠麗氏(42才)が、テレビの世界から消えるかもしれない──。太陽光発電事業をめぐる10億円の投資トラブルで夫・清志氏が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」が東京地検特捜部の家宅捜索を受けた三浦氏。フジテレビ系情報番組『めざまし8』では木曜日のレギュラーコメンテーターを務めていたが、1月26日の生放送には出演しなかった。
さらに、頻繁に出演していたテレビ朝日系『朝まで生テレビ!』についても、1月29日の放送回に三浦氏の姿はなかった。
「夫の家宅捜索が報じられた時点では、三浦氏のテレビ出演は変わらず継続する予定だったと言われています。しかし、さまざまな報道があった中で、騒動がかなり大きくなり、三浦氏本人への批判も強まってきた。テレビ局としてもスルーできない状況になっていったのでしょう」(テレビ局関係者)
たしかにネット上では、三浦氏に対する厳しい声が多い。『めざまし8』欠席のニュースについてネットユーザーから、
〈この人の専門が何なのか全くわからん。何にでも首を突っ込んでアンチを増やしてるだけに見えます〉
〈一般人からすると別に夫のことがなくてもこの人の言っていることは統一性がなく意味わからなかったよ〉
〈上から目線みたいで、不愉快です。もうテレビに出ないで欲しい〉
など、痛烈な言葉が寄せられていた。
ネット上における三浦氏への風当たりは、昨年からそれまで以上に強くなっていた。
「もともと辛口ではあるし、少々高飛車なイメージもあったので、三浦さんのアンチが多かったのは間違いない。そんななか、昨年の安倍晋三・元首相銃撃事件をきっかけに、三浦さんへの批判的な声が増えていったんです。三浦さんの論調は、事件そのものと旧統一教会問題を切り離すべきだというものであり、その点について旧統一教会問題を重視するネットユーザーが反発。さらに、旧統一教会への高額献金について“競馬でスったって同じじゃないですか”と発言し、より強く批判されることとなったんです。その後、『#三浦瑠麗をテレビに出すな』というハッシュタグがツイッターのトレンド入りしたこともありました」(メディア関係者・以下同)
ネットではバッシングを受けつつ、それ以降もテレビに出演していた三浦氏。しかし、夫の投資トラブル発覚で、ついに出演見合わせとなった。
「ワイドショーでは、庶民派で良心的な発言をするコメンテーターも必要なら、炎上も辞さないスタンスの辛口コメンテーターも必要。三浦さんは完全に後者であって、テレビ局としてもネットでバッシングされるくらいのコメントを期待していた部分があった。だから、『#三浦瑠麗をテレビに出すな』がトレンド入りするのは、ある意味番組サイドの思惑通りだったと思います。
しかし、夫の会社が詐欺容疑で家宅捜索されたとなれば、話は別。三浦さん本人が関与しているかどうかは不明だとしても、容疑が事実なら被害者がいるわけですし、それでもなお三浦さんが炎上を狙うような発言をするのは、さすがにありえない。今回の一件で“炎上キャラ”を封印せざるを得ないのも事実で、テレビ局としては普通のコメントをする三浦さんに価値を見いだせないという部分があったのかもしれないですね」