国内

紀子さまの「厳戒教育」 悠仁さまにはSNS利用に細心の注意を払うようアドバイス

ご両親の公務に同伴されることも増えている(2023年1月、神奈川県横浜市。写真/JMPA)

ご両親の公務に同伴されることも増えている(2023年1月、神奈川県横浜市。写真/JMPA)

 人一倍責任感がお強い紀子さまは「将来の天皇の母」としての役割を全うすべく、悠仁さまの一挙手一投足に細心の注意を払われている。その鋭いまなざしは、多感な時期を迎えられる悠仁さまにとっては、窮屈にもなりかねないほどの厳しさを増しているという──。

 暦の上では春を迎えたが、まだまだ厳しい寒さは真冬のままだ。全国のスキー場では、多くのスキーヤーやスノーボーダーが白銀の世界を楽しんでいる。秋篠宮家の長男・悠仁さまも、この1月、長野県のゲレンデに足を運ばれた。

「ご幼少のころより、しばしばご家族でスキー旅行に行かれていました。帽子をかぶり、ゴーグルも着用されるため、周囲に存在を気づかれないことも、スキーの魅力のひとつなのでしょう。今冬は、学校の休み期間を利用して、ご両親不在の“おひとりスキー旅行”でした。この2月にも、もう一度スキー旅行を計画されていると聞きます」(宮内庁関係者)

 悠仁さまは、この4月に高校2年生になられる。“親離れ”の頃合いを迎える一方、母・紀子さまの視線は一時たりとも悠仁さまから外されることはない──。

 悠仁さまがお茶の水女子大学と筑波大学の間で結ばれた「提携校進学制度」を利用して、筑波大学附属高校の“合格”を勝ち取ったのは、ちょうど1年前のことだ。

「入学後、悠仁さまはバドミントン部に入部し、授業のない日も学校に足を運ばれ練習に励まれています。一方、公式戦や対外試合には出場できていないようです。コロナ禍による規制で、試合会場に入れるのが出場選手と補助生徒数名に限定されているからのようです。会場で真剣勝負の臨場感を味わえないのには、不完全燃焼の気持ちを抱かれていることでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 そうした窮屈な日々も、5月の連休明けに新型コロナが2類から5類へ引き下げられれば、改善が期待される。友人や周囲の人と、時にぶつかりながら、多感な時期に内面が磨かれていくのは、多くの人が経験してきたこと。悠仁さまにとって、真の意味での高校生活が始まるのだ。だが、そこに紀子さまの“セーフティーネット”が働くという。

「紀子さまはかねて、悠仁さまのことを“上皇ご夫妻からお預かりした大切な命”として愛情を注いでこられました。将来の天皇として、国民の敬愛を集めるにふさわしい人間形成に心を砕かれてきた。皇位継承権を持つ男系男子の数が減少している状況にあって、紀子さまが強い責任感を持たれようとするのは当然のことでした」(皇室記者)

 だが、紀子さまの奮起は、周囲には空回りに映ることもあった。

「より質の高い教育を受けさせようとお茶の水女子大学の附属幼稚園に入園させたことに始まり、附属中学の入学式では、それまで前例になかった新入生代表宣誓に悠仁さまが抜擢されました。また、“コピペ問題”にまで発展した『子どもノンフィクション文学賞』での佳作入選も、将来の天皇としてのブランディングをしたいという紀子さまの意図が見え隠れしました」(前出・皇室記者)

 そして、前述したように特別な制度を使って、偏差値が70をゆうに超える都内屈指の名門高校への入学を果たした。

「悠仁さまが優秀であることは、紀子さまにとってとても誇らしいことで、それを広く示すことが将来の天皇である悠仁さまにふさわしいことだともお考えだったのでしょう。しかし、本当に悠仁さまにそのような“箔付け”が必要だったのでしょうか。もし裏目に出たとき、その影響を受けるのは、ほかならぬ悠仁さまです」(前出・皇室記者)

 それでも、紀子さまの厳戒教育は続きそうだ。それどころか、影響は勉学の範囲の外にまでおよびそうだという。

「コロナ禍以降、悠仁さまの行動範囲は学校と秋篠宮邸との往復に限られ、ご友人と私的にお出かけする機会さえ、ほぼなかったと聞いています。しかし、悠仁さまももうすぐ高校2年生。まっとうな友達づきあいもなさりたいでしょう。ただ、紀子さまは友人関係はもちろん、SNSにも目を光らせようとされているようなのです」(別の宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン