2013年、2000人を超える応募者の中から見事グランプリを勝ち取り、当時高校2年生ながらアニメ『ふたりはミルキィホームズ』の主人公・明神川アリス役でデビューを果たした声優・伊藤彩沙。それから10年。『BanG Dream!』市ヶ谷有咲、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』花柳香子など数々のハマり役を演じ、その人気を確固たるものにした。26歳となった伊藤は、ランジェリーなど初挑戦を詰め込んだ2nd写真集『HONEY』(KADOKAWA)を1月20日に発売した。そこには「写真集オタク」を公言する彼女ならではのこだわり、思いが詰められていた。
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──2nd写真集『HONEY』の発売おめでとうございます。今回はどのようなコンセプトなのでしょうか。
伊藤:ありがとうございます。一言で言えば“客観的な私”を魅せる、というのが今回のコンセプトです。自分が思っている伊藤彩沙だけでなく、ファンや家族、友人から見た伊藤彩沙を表現したかった。結果として大人っぽいだけでなく、大人可愛い写真もあって私自身も「周りの人はこんな風に私を見ているんだ」と驚きました。
──これまでにそのギャップを感じたことはありますか。
伊藤:どうでしょうか……。素の自分のキャラクターで言えば、家族の中では私は「かなりマイペースなお姉ちゃん」です(笑)。妹がいるのですが、しっかり者なので私が甘えています。『けいおん!』の(平沢)唯ちゃんと憂ちゃんみたいな感じですね。でも、これはファンの方にはバレている気がします(笑)。
あと、私は京都出身なのですが、ふとした言動にファンの方から「そうゆうとこが京都人やな~」って言われることも多くて、自分で思っている以上に関西人オーラが出ているのかもしれません。「おもしろい」って言われるのが大好きな関西人気質なので、これは逆に嬉しいギャップですね!