「2人の過去のツイートについては、いわゆる“ボケ”というものであることは間違いありませんが、いずれも今の時代なら、ボケだとわかっていたとしても少々不適切な内容だと言わざるをえないでしょう。それを今、批判すべきかどうかは難しいところですが、10年近く前のツイートを引っ張り出して批判されるくらいに、EXITの“アンチ”がいるというのは確か。ツイートの内容が問題視されるということではなく、現状で言えることは“EXITが炎上しがち”ということであり、この事実が今後の活動に影響する可能性はあると思います」
そんなEXITだが、仮に地上波テレビでの出演数が減ったとしても、その他の分野で十分に活躍できそうだとの見方も強い。
「兼近さんが幼い頃にあまりテレビを見ずに育ってきたということもあり、必ずしもテレビに影響を受けた芸人さんではないんですよね。もちろん劇場でも活躍していますし、YouTubeチャンネルも75万人以上の登録者がいて、コンスタントに動画をアップしています。アンチが多い一方で、熱心なファンも多く、ネットを中心にして“コア向け”の活動にシフトすることもできるはず。決してテレビばかりに軸足をおいているわけではないので、どんなメディアであっても、柔軟な活動が可能だと思います」
連続強盗事件はまだまだ解決には至っておらず、今後も報道される機会が多いであろうことを考えると、EXITの活動への影響も続きそうだ。地上波テレビがEXITをどう扱うのか、EXITはどのようなリアクションを取るのか、そして世間の声はどう変わっていくのだろうか──事件の行方とともにこちらにも注目が集まる。